壁紙:坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」

8月31日(木)
 夜に備えて、昼寝などして準備する。
 都バスが夜11時過ぎまで運行していることを確認したので、ゆっくり出かけるつもりだったのだが、事態が早め早めに展開してしまい、新宿に11時前に到着してしまう、あれま。ということで、ロフトプラスワンで始めて整理券なるものをもらう。整理券をもらうときにすぐ前に偶然、千街さんたちが並んでいたので、券をもらってマクドナルドで時間を潰して、さて「新耳袋トークライブ」である。
 夏の終わりの怪談というのはいいものである。十分に満足した。京都にある幽霊マンションの探索をさらに熱烈希望。
 壇上を映していたビデオカメラのピントがどういうわけか、何度もずれる。「固定焦点だから、焦点が勝手に変わるはずないんだけどな〜、おかしいね〜」と木原さんが言っていた。何が焦点をずらしていたのだろう(怖)。
 終了後はお馴染みの皆様と喫茶店でミニオフ会。
 夕食は鉄板焼き。たれに浸かったカルビ肉を焼いたら水がはねまくって、配偶者が閉口していた。美味しかったんだけどね〜。「もう、たれに浸かった肉は買わない」と言う配偶者。

8月30日(水)
 さて、我が家のドラクエ天国が始まった。息子が始めて、宿題が終わったらしい、娘も参戦。親父が入る余地がない。今回は見物かな。親父はそろそろゲーム引退の時期かもしれない。
 配偶者と娘が朝から「そばめし」を喰っている。
 昼食はホットドッグ。夕食は冷やし中華。夕方なぜか熟睡してしまう。

8月29日(火)
 朝から娘のために「そばめし」を作る。娘と配偶者がぱくぱく食べたので、一口しか食べられなかった。
 午、新宿に出かけて、映画「さくや妖怪伝」を観る。脚本は一直線すぎてちょいと技に欠けるが、特撮映像はなかなかのものである。以前の日記に書いたとおり、昔の子供向け妖怪映画を意識しているようだ。パンフレットを買って見てみたら、大映だったことを思い出す。そうか、どおりで昔、ガメラと併映していたわけだ。
 それはさておき、主演の女の子がかわいいというのがウリのような気がするけど、河童役の子役が実は一番光っていた。このこは伸びるかもね。嶋田久作の出番が少なくて寂しかった。
 土産を買ってくるようにとの指令を受けてしまったので、伊勢丹地下をうろうろ、ついでに「大九州展」会場ものぞいたりして、ここで昼食。鹿児島の「仏跳麺」を娘と食べる。実は黒豚のカツサンドを娘は食べたかったのだが、30分かかるというので諦めた。なんでそんなに時間がかかるのじゃ〜。
 土産にローストビーフとみずなすの漬け物を購入。
 さらに、さくらやOA館に寄って、新発売のPowerMac G4 Cubeを見る。灰皿だなこりゃ。
 夕食はローストビーフ。

8月28日(月)
 朝から屈託したので、妖怪フィギュア「百鬼夜行・妖怪コレクション」の未購入品を探しに出かける。近所のコンビニでいうと、サンクスとサークルKに置いてあった実績がある。ということでサンクスに行ってみたら、入り口すぐのところに大量に置いてあった。「大好評販売中」とある。ほんとか。とまれ、未購入の牛鬼・のっぺっぽうと、いまいち出来が悪かった「かまいたち」を購入。所期の目的をあっさり達成してしまったので帰宅する。これでは散歩にならん。
 帰宅して早速組み立ててみる。牛鬼の蜘蛛足の出来が悪い。足がすぐにとれてしまう。300円で中国製だから仕方ないのかな。8体(ホントはかまいたちがダブっているから9体)を本棚に並べようとしたら、娘が「人魚」がいないと叫ぶ。あっ、ホントにいない! さては逃げたな、と一瞬思ったが、もちろんそんな怪異が起こるべくもなく、寂しく下に落ちていたのだった。
 8体が全部揃って満足なり〜。ついでにその製造元・フルタ製菓のサイトはこっち
 気分が良くなったので、いま一部で話題の「そばめし」を作ってみた。なんでも神戸が発祥で関西圏にじわじわ浸透しているらしい。簡単にいっちゃうと、ソース焼きそばで麺をぶつ切りにし、御飯を混ぜて炒めた代物である。気持ち悪いでしょ。まずそうでしょ。話を聞いて、うちの娘も拒否反応を起こした。で、僕が作ってみて(今回はそばめしの上に卵焼きを載せてみたりした)、「おっ、なかなかいける!」というと、娘は近づいてきて味見をした。「不思議な味がする」という。そうであろう。二口目を食べたらそのあと娘は半皿平らげてしまった。結構美味しいのである。相当チープな味だけど。炭水化物が多すぎるけど。さらに応用して、塩焼きそばにザーサイと御飯とか、辛子高菜を具に使ってみたらまた違う味が生まれるように思う。
 午後、ジョイ・ウォン主演の香港映画「チェイス・フロム・ビヨンド」(千年妖女)をテレビで観る。おばか。
 夕食はトンカツ。

8月27日(日)
 クウガ、デジモン02、サンプロ、怖い日曜日とテレビの梯子。デジモンカイザーは終わっちゃった。論理的に日本語を理解できない政治家がいるね。こういう政治家に憲法を変えさせるととんでもないものができあがると突然思ったので、今日から僕は護憲派になった。悪くなるくらいだったらいじらないほうがいいもんね。
 午後、またまたテレビで映画「催眠」を観る。催眠術にサイコパス、多重人格に集合的無意識に潜む悪霊ときた。てんこもりである。それにまた人がばたばた死ぬんだな。宇津井健まで殺してどうする、と思ったね、その線で行くなら、稲垣吾郎も死ぬべき展開にしたほうがいいと思うけど、これではあまりに陰惨すぎるか。主人公が発狂したり自殺するのはラヴクラフトだったっけ。そっちのほうが僕の好みである。
 宵寝して目覚めたら8時過ぎ、「葵三代」を見ながら飲酒。
 昼食はそうめん。夕食はスモークサーモン、だだ茶豆など。

8月26日(土)
 朝起きてネット漫遊。最近早起きして、といっても6時とか7時だけど、見ているのだ。朝起きられないときはネットを見なかったりする。どうしてかというと、息子が夜な夜なネットを見るようになって、僕は酒を喰らって早寝しているからなのだ。もっとも彼はゲーム関係のサイトをみているだけなんだけどね。
 午後、配偶者・娘と共に新宿へ。今日はドラゴンクエスト7の発売日だからである。たぶん並ばなくても買えると踏んだので、並ばずにゆっくりと出かけたのだ。CDはROMカセットと違って電子部品の調達が不要だし、大量生産がたやすいはずである。初回ロットで200万セットは作るであろう。なら、並ばなくても買えるはず。予想したとおり、すんなりと買えた。在庫もたっぷりあるようである。もっとも宿題がまだ終わらない息子のせいで、遊べないなり。悲しい。
 そのあとあちこちうろついて買い物をしたり、Palmをみたりして、蔦屋でCDを借りる。 PowerMac G4 Cubeが発売されているようで、ビックパソコン館の店頭で看板を出していたが、見なかった。焦って見るほどのブツではないからな〜。ウェンディーズに寄って帰宅。
 昼食はチキンラーメン。グッチのCMを見たら無性に食べたくなったのである。夕食はフカヒレスープを使ったおこげ料理。しかし食べるものの格差が大きすぎる。

8月25日(金)
 朝ちゃんとおきたので、昨日ビデオ録画した「アンビリーバボー」を見る。だめだめだね。前半がだめだめだったので、怪奇探偵の後半部分もトーンダウンして見てしまった。
 テレビ東京で10時からやってる番組を見てたら、今日の特集は牛込・神楽坂であった。昨日行った夏目坂やらこないだ行った尾崎紅葉旧居跡、泉鏡花旧居跡を紹介していた。紅葉旧居宅で見かけたじいさんはやはり鳥居さんちのご当主だった。鏡花旧居跡が単なる空き地になっていることを再確認。場所に関しては僕の推測通りであった。立て札復活させろよな>新宿区教育委員会
 配偶者と娘およびその友達は近所にある大蔵省プールにでかけた。
 昼食はもりそば。夕食はそうめん。僕は豆腐とだだ茶豆←山形の特産品である、を食べながら飲酒。だだ茶豆はおいしいよ〜。おすすめ。
 配偶者は「石の目」を読み終えた。読もうと思って書棚から出してきて文机の上に置いておいた吉田健一「怪奇な話」も読み終えているようである。最近、配偶者の方が読書家である。僕は本を読む気がおきない。

8月24日(木)
 朝から歯医者。虫歯になっていた親知らずを抜歯する。このあいだ腫れて痛かった部分である。そのせいか麻酔の注射、2本打たれた、が通常より少し痛かった。まだ腫れが残っていたと推測される。麻酔が効いて来たと思ったら、舌の一部分も痺れてしまって動きが少しだけおかしくなった。やだね〜。抜歯の手術は数分で終了。小さな破片がとれたような感覚があったと思ったら、何かを噛まされて、しばらくたってから、その何かを交換して終わり。止血用の脱脂綿だった。これでむし歯の治療は終了。よかった。あとは、生え方の悪い親知らずが害を及ぼす前に抜いてしまうかどうかなのだが、これはまた相談してくださいと歯医者に言われる。抜いた歯の穴が埋まったら考えることにしよう。この際だから、災いのもとは根絶してしまおうという腹づもりではある。
 麻酔が切れかけてきたところで、鎮痛剤を飲んで、早稲田方面に散歩に出かける。早稲田駅近辺の「メルシー」に寄ってラーメンを食べる。魚だしをベースにしたここのラーメンは人によって好みが別れるところであるが、僕は好きである。なにしろとても値段が安い。栗本薫も食べていたそうである。
 てくてく歩いて、エジプト学者吉村作治のビルを見る。吉村教授、儲かっているようである。あと自意識の強い看板やらを発見する。
 ディスカウントショップの「ひまつぶし」に寄って、Braunの電動歯ブラシを購入。いささか値が張るのだが、きちんと歯を磨けるらしいので、買ってみたのだ。
 またてくてく歩いて、夏目坂を通って帰宅。歩いていると術後の痛みを感じないものである。
 夕食はカレー。抜歯の影響なく食べることができた。よし。

8月23日(水)
 東京に戻ってきたがとても暑い。
 倉阪さんからご恵贈本「屍船」が届いていた。毎回ありがとうございます。日記を書いたり、デジカメ写真の整理を行ったりする。昼食は冷やし中華。夕食はお好み焼き。

8月22日(火)
 家族旅行三日目。朝食は8時から。寝坊の子供たちはあまり食べなかった。勿体ないことをする。和食の朝食はあまり好みではなかったらしい。教育不足であるな。
 民宿を10時に出て、タクシーを呼んで勝浦駅へ。電車で鴨川に行き、そこから鴨川シーワールドへ。
 子供たちは喜んでいたようである。シャチやイルカのショーを梯子してみていた。ここのウリはショーなのである。人が多くてとても混雑していた。
 配偶者がなぜか海水浴に燃えているので、鴨川駅まで戻って、3時過ぎ、前原海水浴場に行く。ここは海の家が8軒もあって、昨日の閑散とは大違いである。配偶者らはすぐさま海へ。僕と息子は海の家でラーメンなぞを食べて待つ。
 時間の余裕が出来たので、デジカメ撮影する。
 その後、最終の特急ビューわかしおに乗って帰途についたのであった。つれづれに車中で地酒を飲んでみたがそれほど美味いものではなかった。

8月21日(月)
 家族旅行二日目。朝御飯を食べて、9時半にホテルを出発。勝浦駅まで送迎バス。駅でタクシーを拾って、海水浴場へ。今日泊まる予定の民宿の近くである。天気が曇のせいかもしれないが、海水浴客がほとんどいない。4人ぐらいかな。監視員はいるが、海の家がない。寂しい海岸である。サーフィンしている人々はまあまあいたんだけどね。サーファーたちが集まる海岸であるらしい。
 パラソルを借りようと近くの民宿に配偶者がいったのだが、人がいない。配偶者は苦労していたようである。どうも葬式があって人々が集まっていたらしい。ここは江沢さんばかりいる土地だそうだ。
 でもコンビニとファミレスはあった。デニーズで子供たちと遅めの昼食をとる。浜辺の寂しさとはうってかわって、デニーズは混んでいて満席だったのがこれまた不思議である。
 海岸からてくてく歩いて、4時頃民宿にチェックイン。部屋から海がよく見える。
 夕食は舟盛つき、海の幸づくし、豪勢である。でも僕は刺身ばっかりをこんなには食べられな〜い。小さい胃が残念なのであった。
 ちょっとウィスキーを飲んで早めに寝る。

8月20日(日)
 朝から家族旅行にでかける。千葉房総・勝浦である。11時の特急わかしおに乗車。僕は朝から車内でビールを飲む。旅行の醍醐味の一つは車中のビールである。家族は朝飯をむさぼり食っていた。勝浦駅で買った「あわびちらし」弁当も喰われてしまう。仕方ないので、僕は家からもってきた焼きおにぎりを食べる。
 上総興津の駅に着いたのが1時前、近いものである。駅前に停まっていた送迎バスで山の上にあるホテルへ。このホテルは健康保険組合が契約している施設なのだ。だから格安の値段である。それで設備等にちょっと不安だったのだが、新しくていい施設であった。チェックインが3時からということで、ホテル内のプールで遊んで、時間つぶし。
 チェックイン後、部屋へ。いい部屋である。いささかバブルの匂いがしないでもないけど。娘がフロントで「紅の豚」を借りてきたので、暇つぶしにみたりする。散歩にでかけたりもした。
 夕食はヴァイキング方式。期待していなかったのだが、食材が豪勢でしかも美味しかった。ステーキは食べ放題である。ビーフシチューや魚のフランス料理もあった。子供たちはうまいうまいと貪り食っていた。メロン男の息子はメロンを10切れも食べていた。ケーキやアイスクリームも食べ放題で配偶者も喜んでいたようである。
 部屋に戻る途中、フロントと宿泊棟は離れているのだ、夜空を見上げたら、星が瞬いていて綺麗であった。空は澄んでいるし、周りに灯りが少ないので、星がよく見えるのだ。配偶者は北斗七星、双子座、天の川などを見つけて喜んでいた・
 部屋に戻って、僕はうだうだしていたが、家族はまたまたプールへ。僕はウィスキーを飲み始める。娘がさらに「魔女の宅急便」を借りてきてみていた。
 かくのごとく、だらだらと過ごすリゾート気分を満喫したのであった。東京では「世界妖怪会議&怪談の怪」が催されていたようであるが、行けなくて残念。もちょっと早く発表しろよな、まったく。夏休みの予定って、7月頭には決まっているんだよ、うちでは。

8月19日(土)
 昨夜は早めに寝たので、7時過ぎに起床。ネットを見るが、あっという間にテレホーダイの時間が終わってしまう。
 午後、配偶者の叔母が来訪する。義弟一家も来る。歳を取ったおばさんというのはどうしてあんなによく喋るのだろう。これも一つの不思議である。くだらないことで親族が紛糾するこのごろである。南北朝時代の武将・佐々木道誉のごとく、言ってみたいものである。「婆沙羅でいけ!」ってね←ちょっと違うか。ははは。
 夕食はチャーハンなど。金華ハムからだしをとった調味料とやらを使ってみたと配偶者が言っていた。

8月18日(金)
 歯医者に行った。親知らずの生え方に問題があるらしい。手術か〜。そのあとひさびさに床屋へいって髪を切る。床屋は嫌いなのであるが、実はうちから3軒隣の近さなのであった。
 家族がいないので近所の天ぷら屋でてんぷら定食を食べる。昼飯である。フツーの天ぷらであった。ちと物足りない。
 午後、「踊る大走査線」を観る。
 夕方家族が帰ってきた。配偶者が「疲れた〜」というので夕食はコロッケ。←俵万智かっ

8月17日(木)
 家族が友人の家に泊まりで朝から出かけて、僕は留守番。
 五月蠅いことを言われるおそれがないので、朝から飲酒。ついでに朝風呂。いや極楽、極楽。働いている人もいるのだろうけど、わるいね〜。
 いい気分になって、午、飯田橋を散策。飯田橋よりの神楽坂に泉鏡花の旧居跡があると聞いていたので探してみるが、 見つからない。正確に言うと番地(神楽坂2の22)は憶えたので、そこは探し当てたのだが、看板が見つからなかった。牛込橋の画像はおまけである。
 疲れたので、「青葉」でつけめんでも食べようかと思って、行ってみたら、休みであった。どうも店主が火傷をしているらしい。9月からの再開だという。はずれたので、「びぜん亭」に行ってみたら、ここはお盆休み。じゃあ、「たかはし」でわんたんめんでもと考えて行ってみたら、ここもお盆休み。はずれの日である。悲しい〜。
 うろうろして、結局「勝龍軒」でとんこつラーメンとビール。動き回ったので、ビールが美味かった。当然替え玉も食べた。ちょっと食べ過ぎである。
 去年、カエル混入事件で話題を呼んだ某牛丼店で、メニューが復活していたのを発見。画像では切れているが、「凄い奴が帰ってきた」とあった。確かにすごいとおもう。僕は食べたくないけど。
 たいした収穫がなかったので、尾崎紅葉の旧居跡を探してみた。碑文はこちら。前から存在は知っていたが調べたことがなかったのである。旧旺文社の近くのようだ。結局、いつもの散歩道をちょっと横道に入ったところにあった。気がつかなかったな〜。うちの近所であった。
 興味深かった点は、紅葉が住んでいた頃といえば明治時代なのであるが、そのころの大家の子孫がまだ同じ場所に残っていたことである。鳥居氏というのであるが、鳥居氏は関東大震災と太平洋戦争を経てなお同地に残っていたのだ。もしかして江戸期も住んでいたのかもしれないと帰宅して切絵図を調べてみたら違っていた。もとの幕臣はやはり明治維新の波を乗り越えることはできなかったようである。ま、なにしろ現在の旺文社や新潮社がある辺りは、酒井侯の屋敷があった場所である。華族となった大名は別格だろうが、その屋敷の周辺にあった旗本・御家人屋敷はあえなく没落したのであろう。時代の移り変わりに耐えて存続していくことはおそろしく困難なことなのである。
 デジカメで撮影していたら、その鳥居家から背中の曲がったじいさんが出てきた。咎められるのかなと思ったけど、単なる外出だったようである。これは余談ね。
 帰宅して、「踊る大走査線」を観る。
 夕食は冷や奴ともずく酢にウィスキー。ヘルシーである。

8月16日(水)
 職安に朝から出頭。お盆休みで近所の店は閉まっているところが多いけれども、流石に新宿には人がたくさんいる。職安は大混雑。世相をあらわしている。
 コンピュータ関係の求人は結構あるね。でも、いまさらプログラム書くのは嫌かも。あれは苦行なんだよな。妙な求人をいろいろ発見したけど、ちょっとここでは書けない。
 午後、またまた「踊る大走査線」を観る。
 昼食はざるそば。夕食は餃子。

8月15日(火)
 歯医者に行く。どうも面倒なことになりそうである。とりあえず薬だけもらって、歯茎の炎症をおさめることとなる。歯茎の切開なんてやりたくないよ〜。にげちゃおうかな。
 午後、退屈した娘が配偶者と共に近所のレンタルビデオ店にでかけて、ビデオを借りてくる。ぼおっと一緒に観る。
 観たのは、
 ●「グーフィーもの」 ディズニーですな。
 ●「平成狸合戦ぽんぽこ」
 「グーフィー」はたぶん制作者が遊びに走って作ったと思われるような内容。70年代が好きなグーフィーとその恋人という設定。懐かしいディスコミュージックがかかるんだな。でも、70年代好みって、笑えるぞ。他の映画をパクっている場面が続出していたようである。
 「ぽんぽこ」は狸が演ずる「妖怪パレード」が秀逸。制作者の道楽が入っていると見た。
 昼食はざるそば。夕食は棒棒鶏のそうめん。

8月14日(月)
 生命力低下。なにもやるきなし。これでいいのかっ。
 午後、テレビで「踊る大走査線」の再放送を観る。
 昼食は冷やし中華。夕食はカレー。

8月13日(日)
 眠りから覚めたら夕方。うーむ。体内リズムが狂ったのか、だるい。
 だるいので、朗読を聴く。内田百けんの「件」「短夜」「サラサーテの盤」である。新潮社で出ていたもので、オリジナルはカセットテープなのだが、だいぶ傷んできたので、MDに録音し直したものである。MDにするとテープをひっくり返したり、巻き戻ししたりする必要がないので便利なのだ。愉しんで聴いていたら、子供たちが「件」の部分、階下に逃げて行ってしまった。どうも薄気味悪かったらしい。当然かもね。
 夜中BSで映画「人間の条件・第二部」を観る。ここまでくだらないと、逆に面白い。

8月12日(土)
 昼飯の冷やし中華を食べながら、テレビで「さくや妖怪伝」の宣伝番組を見る。晴明神社などを紹介しており、ぼおっと見ていたら、荒俣宏が出演して解説を始めた。ふーん、と思って、結局最後まで見てしまった。そういえば、小学生の頃夏になると、「妖怪大戦争」など妖怪ものの映画プログラムがかかって、駅前の映画館で見たものである。この映画も、そういうノリなのかな。主人公役の女の子が可愛らしくていいんだけど、妖刀が「村正」なのはあまりにも安易すぎるぞ。それと妖怪ボス役の松坂慶子が「あたしは鏡花が好き!」と語っていたが、本当なのかなあ。
 家族はポケモンの映画を観に新宿に出かけた。
 夕食は酢豚などだったのだが、歯が痛くて食べられない。咀嚼すると虫歯がうずいてしまう。噛まなければ、それほど痛くないんだけど。お盆で歯医者が休みなのがうらめしや。
 夜、10時過ぎに風呂に入っていたら、突然停電した。ブレーカが落ちている。漏電遮断機が動いたらしい。やっぱり漏電していたんだ。雨が降ったからか。いずれにしても、この件に関しては、はっきりと解答がでたわけだ。
 風呂から出て、新宿へ。新耳袋トークライブである。お盆である。しかも台風が接近している。でもいくのだ。
 ロフトプラスワンに12時過ぎについてみると、入り口近くに木原さんがおられたので、挨拶する。すぐ近くに、柴尾さん、けーむらさん、佐久間さん、岩崎摂さんたちご一行さまを発見して、同席させていただいた。まるで浅草蕎麦ツアーご一行さまである。座敷にはクラニーもいたし。某編集長ともご挨拶。
 さて、今回の新耳トークは、木原さんおひとりであった。中山さんは原稿執筆に集中しておられるそうな。トークの内容は封印された話の数々、ネットでは紹介しないでという話が多かったので、ここには書けない点が残念である←どの話を書いていいのかもうわかんないんだよ〜。
 今回は異類を感じたり見えたりする岩崎さんがお隣で、いろいろ解説してくださったので、とりわけ面白かった。なんか、プロ野球を見に行って、ライブなんだけど、テレビの解説者が隣に座って解説を聴いているようなものかな。そして怪異は起こったのだった。
 画像をいくつか。さくまさんからいただいたもの。画像1画像2画像3。画像3はちょっと不気味かな。
 終了後は、クラニー、角銅さん、比呂さんたちと合流して喫茶「上高地」でお茶して帰る。

8月11日(金)
 娘がヒマで死にそうだという。昨日メソポタミア文明展に行ったではないか。しょうがないなあまったく。
 ということで、昼飯に「ラーメン専科クマ」へ。近所にある馴染みの店である。息子もついてくる。
 僕は醤油ラーメンとビール、息子はガーリックバター入りの特選味噌ラーメン、娘は醤油ラーメンと半チャーハンを注文。相変わらず娘は爆走している、そんなに食えるわけないでしょ。
 99円ショップによって帰宅。
 夕食はヒラメの刺身など。これは美味であった。
 
8月10日(木)
 メソポタミア文明展へ家族で出かける。ハムラビ法典の本物が来ていると聞いて見てみたくなったのである。世界史の教科書で習ったものである。「目には目を、歯には歯を」という苛烈な報復を容認する法律を記したモニュメントである。会場は世田谷美術館、行ったことはない。東急線の用賀駅からてくてく歩いた。途中のコンビニでビールとサンドウィッチを買って小さな公園で食べる。暑いときはビールが美味い。さらに歩いていくと砧公園という大きい公園があって美術館はその中にあった。地味な美術館であった。
 展示品は、古いというか素朴というか、それは時代がえらく昔なのだから当たり前なのだが、そんなものだろう。いや、もちろん価値はあるのだろうけど。それにしても、古代文明が栄えた土地の多くが砂漠化している。
 見物した後、売店でハムラビ法典のペンケースを買う。結構笑える。会場を出て、公園内にある売店でさらにビールを飲む。見物して仕入れた知識によると、ビール発祥の地はメソポタミアだそうな。この暑いさなかにちんちんに冷えたビールで喉の渇きを癒すことが出来るのはメソポタミア人のおかげである。
 夕食はかき揚げ天ぷらと稲庭うどんのざるうどん。
 歯がきしきしと痛くなってきた。ほらまた。「歯には歯を」、かっ?

8月9日(水)
 どうもここのところ、工事やら、ものが壊れるやら、不可解な事象やらうっとおしくて面倒なイヴェントが多すぎるような気がする。それぞれの事象には当然理があり、理に従って物事が生起するのであろうが、度重なってくると、それらの事象どもの後ろになにかあるのではないかと疑いたくなる。そんなことありませんか。
 今朝、東京電力が来て、電気量を増やし40アンペアにした。これは諸般の状況を考えての選択である。まあそれはよい。続いて、電気保安協会が来て、検査を行った。先週、漏電事件があったので、その状況を確かめるべく、問うてみた。
 担当者「なにも異常はありません。それよりこっちの方がすこし漏電していますね。」
 僕「そうですか、おかしいなあ。先週、東京電力に夜中に来てもらって調べてもらったときは、大幅に漏電してたんです。漏電遮断機も動かなかったし。」
 担当者「漏電遮断機は動きますよ。ほら。」ボタンを押したら、ブレーカが落ちて、電気が止まった。あれれ。
 担当者「ほら。ここは漏電していませんよ。見てください。」テスターを当てて、電気料を示した。確かになんともない。おかしい。
 僕「先週は確かに漏電していたんですよ。勝手に直るなんて事があるのですか。」
 担当者「湿度の具合などで、漏電することはあるんですよ。」
 それでは電気というものを信用することができないではないか。合点がいかない。
 担当者「先週は仮工事ですからね。2相になってました。3相につないで正常に接続したことになるのです。東京電力のミスですね。」
 そこまでいうか。納得は出来なかったが、現象が再現しないからにはこれ以上つっこんでも無駄だと思ったので、問うことをやめた。パソコン屋をやっていたので、再現性のない故障についてあれこれいっても仕方ないということはよ〜くわかっている。壊れていたらおそらく現象が再現するはずである。物理の法則に従うならね。
 しばらく様子をみるしかあるまい。

8月8日(火)
 屈託したので、午後、神楽坂・飯田橋へ散歩に出かける。娘を誘って出かける。ぶらぶら歩いて、駅ビルの文房具屋で娘のスケッチブックを買う。僕は、本屋で
 ●佐藤亜紀「1809」文春文庫
 ●乙一「石の目」講談社
を購入。佐藤亜紀の本の解説は福田和也。最近あちこちに露出しすぎでいささかうざったいと感じている。デブな外見も気に入らない。もっと他に解説を書くヤツはおらんのか。
 乙一という名前はバカっぽい。まだ小説は読んでないんだけどね。
 神楽坂のマイナーなコンビニで「妖怪コレクション」を見つけて、購入。「人魚」と「かまいたち」のはず。あとは「牛鬼」と「のっぺっぽう」を残すのみである。
 娘が冷たいうどんを食べたいというので、駅前の「なか卯」で昼食。飯田橋近辺にはよいうどん屋がないので、なか卯でいいのだ。娘はざるうどんとミニ牛丼のセットを食べたいという。それは腹を空かせたオヤジが頼むメニューだぞ。小学生が頼むものかっ。僕は天ぷらうどんを食べる。流石に量が多かったのか、娘は牛丼を半分残した。
 さらにスーパーによって、ウィスキー「White Mackay」を購入して帰宅。

8月7日(月)
 午後、またまた、新宿にでかける。ビックパソコン館に赴いてインテリマウスを修理に出す。聞いてみると、なんと修理に一ヶ月もかかるという。お馬鹿なことである。ホントはケーブルさえあればオレでも修理できるような代物なんだけどな。
 マウスなしだと辛いので窮余の策として、つなぎで安いホイールマウスを購入する。980円であった。安い。ついでなのでマックコーナーを見物。新しいアップルのスタジオディスプレイ17インチはいいね。フラットディスプレイ、ブラウン管のヤツ。ソニーのトリニトロン管かどうかはしらんが、画面がとてもシャープで映りがよい。値段は6万弱だし。
 ヒマなので店内をあちこち見て廻る。イーサネット関連製品が値下がりしている。100M/10Mbpsのスイッチング・ハブが6000円台になっている。100MbpsのPCカードが5000円から8000円くらい。3年前に10Mbps!のPCカードが13、000円したんだよ。いまなら3000円台である。技術革新もさることながら、価格革新だよねえ。
 途中で休憩がてら、歌舞伎町の「屯ちん」でつけめんを食べる。普通盛でも大盛でも600円。大盛を注文。味はまあよし。歌舞伎町で食べるラーメン屋は天下一品よりここだと思う。
 ドンキホーテ、ヨドバシ、さくらやをまわって疲れて帰宅。帰宅直後、雷雨となる。
 帰宅して購入したマウスの使い勝手を確かめてみた。あれれ、動きが遅い。スリープから復帰するとマウスが動かない。やっぱりね〜、安物だからな〜。つなぎだから仕方ないか。夜、念のため製造元のサイトに当たってみたら、新しいUSBドライバがあったので、入れ替えてみると動きがよくなって、不具合が直っている。これならまあ快適である。ドライバソフトの出来具合が重要な要素であることを改めて再認識したのであった。でも、ブラウザでフレーム部分のホイールスクロールが効かないんだけど、仕方ないね。
 NetBSDは頭を使うのでここのところお休みしている。調子がよくなったら再開するつもりである。
 夕食はミートソース・スパゲッティ。

8月6日(日)
 「怖い日曜日」をテレビで見た後、うだうだしながら「フェリーニのアマルコルド」を見る。この映画、見たような気もするが見てないような気もする。記憶が曖昧なのであった。
 ファシズム下でのイタリアとはいえ市民の日常生活はそれほど緊迫したものでなく、若者は性に関心を持つし、オヤジはキレテいる。映画中、オヤジの弟、精神病院に入院している、を連れて一家でピクニックに出かけるのだが、この弟、ちょっと目を離したすきに大木の上に登ってしまう。わはははは。そして木の上で叫ぶのである。「女がほし〜い」。いやはや。面白すぎる。家族が説得してもちっとも降りようとしないので、万策尽きて、医者一行を急遽呼び出すのだが、看護婦が声をかけるとあっさりと降りてくる。看護婦はこびとなんだな。このあたりはフェリーニである。もちろん大女もでてくる、フェリーニだから。
 真面目な狂気が垣間見えるフェリーニの魔術に改めて感心してしまった。あくまで彼は真面目なのだ。
 夜中起きだしてネットに接続。マウスが壊れてトラックパッドに戻ってしまったので、使いにくいことこの上ない。しかし倉阪ページを更新する。
 夜中2時過ぎてもまだ起きている息子をたしなめて、BS2で映画「戦争と人間・第一部」を見る。だめだめ。しかし、歴史的には興味があることと、出演者が異様に若いので結局見てしまう。岸田今日子と芦田伸介が風呂場で濡れ場を演じている。こわかったよ〜。
 昼食は野菜ジュース。夕食は鰻丼。

8月5日(土)
 午後、散歩がてら、新宿に買い物に出かける。2時頃外を歩くとさすがに暑い。いや、暑すぎる。途中で我慢できず冷気を求めて、ラーメン屋の「阿闍梨」に入ったら、店内はなまぬるかった(悲)。熱いラーメンを食べる気がさらさら起きなかったので、冷やしラーメンを注文する。でてきた冷やしラーメンもぬるかった(悲し^2)。それでもお味はまあまあでした。味覚というものは冷たいものには鈍くなる。ぬるい方が味がわかるのであった。でもねえ。
 コンビニで休み休み、途中でビールを買って歩きながら飲む。暑い中でのビールは格別にうまく、ごくごくと飲み干す。そうこうするうちに新宿に到着して、さくらや各店をのぞいてまわる。UNIXの本を立ち読み、全部買って読むほどのものではない。大体、日本で売ってる解説本は英語のドキュメントに書いてあることをダイジェストにして日本語にしただけだから。詳細なドキュメントはコンピュータにマニュアル化されて既に入っている、英語だけど。新しいマック君たちも見る。新しいマウスであるプロマウスを触ってみた。なあんだ、プラスチックの切れ目を利用してクリックできるのか。ふーん、単純な構造であった。上面をトラックパッド化してハイテクを駆使していたら面白いと思ったんだけど、そら値段が高くなるからおいそれとはできんわな。あと、ホイールがない点は×だね。ホイールの便利さに慣れてしまったら、もう普通のマウスには戻れない。
 最後は大久保の「ドンキホーテ」でランタンを購入して帰宅。風呂とトイレへの応急処置である。
 歌舞伎町で、変な看板を見つける。店のようなんだけど。どうしてフゾクなんだろう。わからん。
 帰宅してiBookミケを動かしたら、マウスが壊れていた。がーん。USBコネクタ後部のケーブル部分が接触不良を起こしているようである。出かける前に壊れていたら、まとめて新宿で処理できたのに。間の悪いことである。
 夕食はネギトロ、ベーコンとジャガイモ・にんじんを焼いたもの、ブロッコリー・ハムサラダなど。

8月4日(金)
 午後、マニュアル作業が終わる。24時間以上動かしていたことになる。Apacheは正常に動いた。感動的であった。
 夜中、東京電力を呼ぶ。一階の電灯部分から、漏電していた。危なかった。いま住んでいる家はそろそろ寿命が尽きかけているようだ。
 昼食は醤油ラーメン。夕食はそうめん。具は冷やし中華というか棒棒鶏。

8月3日(木)
 イーサネットケーブルを延ばして、パソコン部屋(二階)のNetBSDと居間(一階)のiBookがつなげられるようにする。これで居間からNetBSDをリモートコントロールできるようになる。ftpも動く。調子に乗って、webサーバ・Apacheをインストールする。webサーバ用のHTML マニュアルを作らせたら、一日中仕事している。ううむ、時間がかかる。
 配偶者が歯の手術。
 昼食は焼きおにぎり。夕食は、悲しくカップうどん。悲しすぎてサンドウィッチを追加する。

8月2日(水)
 午後、近所のスーパーにでかける。ラガヴーリン16年ものを購入。これもアイラ島を代表するシングルモルト・ウィスキーである。絶品である。近所で買えるようになるとは、予想だにしなかった。知らない間に日本はウィスキー・ヘヴンになっていたのである。
 昼食はマヨネーズごはんと卵スープ。夕食はスモークサーモンその他。
 こないだ買ったラフロイグの封をあけて飲んでみる。うまい。これだからアイラ・シングルモルト・ウィスキーはやめられない。ピート(泥炭)の濃厚な香りがたまらない。泥水のような気もしないではないが。それでも美味い。でも勿体ないのでちびちび飲ることにしよう。勿論、ストレートで飲むのさ。
 iBookからtelnetでNetBSDにログインできるようになる。DNSとDHCPが動き始める。Netatalkも稼働し始め、NetBSD上にアップルトーク・ファイルサーバができた。でもフォルダごとコピーしようとするとエラーが出る。ファイルコピーは出来るのだが。原因不明。
 
8月1日(火)
 NetBSDでXが動き始める。白黒だけど。それにしても遅い。MC68030/50MHzだからねえ。Windowsとファイル共有できるSambaをインストールしてみたが、動かない。原因はよくわからない。どこか設定が間違っているんだろうけど。そのうちじっくりと調べてみよう。