壁紙:坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」

9月6日(木)
 午後、秋葉原へ。ひさびさの秋葉原であるな。
 ターゲットはソフマップ、ラオックスMAC館、秋葉館、五州貿易である。もちろんiBook用の増設メモリを購入するつもりなのだが、一番値段が安い店で買うつもりなのである。
 まずソフマップへ。ここが押さえである。256MBで8999円。相変わらず999円半端値段攻撃を行っている。で、メモリ価格表兼対応機種表をじっくり見る。
 驚いた。なに〜、初期型iBookには256MBメモリが載らんとな。おかしいな。128MBメモリ増設が限界だとある。そんなわけないさと思って、さっさとラオックスへ。改装前ということでいろいろな製品の売値が下がっている。256メモリーは9000円台である。よしよし。
 店内にメモりメーカーのカタログが置いてあったので対応機種を調べてみる。やっぱり初期型のiBookは最大メモリー128MB増設とある。なんで〜。
 確か私の記憶によると、初期型と次のiBookの違いはビルト・イン・メモリの容量とハードディスクの容量が違うだけである。おかしいなあ。店内の書籍売場でハードと改造系の書籍を片っ端から調べてしまった。
 なんと「マック改造道2001年度版」でも初期型iBookの最大メモリ増設は128MB増設と書いてある。信じられない。
 いささか挫けて、秋葉館へ。ここはメモリが一寸高い。すぐとやりすごす。
 しょうがないのでソフマップに戻り、128MBメモリの値段を見たら「売り切れました」であった。が〜ん。ついてないなあ。諦めて地下一階の中古マック売場をうろうろしてしまった。インタウェアの製品がまだ寂しく販売されていたのを発見してしまった。世界不思議発見。
 どうせなので店員に聞いてみた。
 「初期型のiBookには256MBメモリは載せられないんですか?」
 聞いた相手が悪かった。見習いだった。僕の言葉を大幅に圧縮して別の社員に聞き直すものだから、質問の内容が変わってしまっている。
 僕「初期型のと次のとではハードは同じだと思うのだけれど、どうして次のは256MB増設できるんですか。初期型のはどうしてできないんでしょうか。」
 ベテランとおぼしき店員「あ、それはメモリコントローラが変わっているんですよ。」
 僕「ふ〜ん。」←そんな話し聞いたことがないけど。でも中身確かめた訳じゃないから確認できない。
 すごすごと店を出たのであった。もちろんメモリは買わず。もいちどじっくり確かめてからである。
 昭和通りの方に回って路麺「二葉」で天玉そば360円を食って帰ったのであった。結構旨かった。
 くやしいよ〜。
 帰宅してネットに繋げてアップルのTILを調べてみたらすぐに見つかった。初期型iBookも256MBメモリに対応している。ただしそのためにはファームウェア・アップデート(ROMというかフラッシュ・メモリーなんだけど)を行わなければならないとある。アップデートは既に行っている。やっぱり使えるじゃん。
 明日は新宿出撃だ!

9月5日(水)
 神楽坂のスーパーキムラヤにでかけて
 ●デリリウム・トレメンス←ベルギー・ビール なかなかに旨い 象さんや鰐さんや龍さんが踊っているラベルが笑える 味はギロチンと同じかな
 ●MORT SUBITE Krick Lambic←ベルギー・ベール さくらんぼのビール 梅の香りもする 不思議 ちょっと酸っぱい まあまあ
 を購入。焼酎も購入。調べてみたらMORT SUBITEとは「突然死」の意のようだ。欧州人は酒に凄い名前つけるね。有名なDuvelは「悪魔」だし。
 夕食はネギトロ。ネギトロだけ食ってても美味しくなかったので、ネギトロ丼にして食べる。
 柴尾さんの日記を見てiBookの搭載メモリを猛烈に増設したくなる。
調べてみるとiBook用の高さ制限のきついメモリが256MBで9千円程度。不況のせいかどうかしらんがメモリはめちゃくちゃ安くなっとるな。明日は秋葉原出撃だ!

9月4日(火)
 意欲・気力が萎えてゾンビ状態。
 夕食は冷やし中華。

9月3日(月)
 うちの母屋の隣はガレージになっているのだが東京ガスの代理店に貸していて彼らはガレージ兼物置として使っている。ガス屋の事情はよく知らないけれども、最近不景気のようで社員はころころ変わるし、アルバイト社員まで雇い始めたようである。そのアルバイト社員のなかによく喋る男がいる。働き始めた頃は独り言をぶつぶつ垂れ流してしてうるさいヤツだと思っていた。「まったくやってられねーよ」とか「暑くてたまらねーよ」とかぬかしてうるさくてしょうがなかった。こいつ、今日は近所のおばちゃん達を相手に自分語りを始めていた。
 なんでも以前は社長をしていて、一軒家を持っていたのだが、家をとられて今は三畳間のアパートに住んでいるらしい。何があったかはわからない。
 「今は日給4千円ちょっとですよ、晩飯食ってビール飲んだら2000円、悲惨なもんです」←そらそうだ
 「三畳間って以前俺が住んでいた家の風呂と広さが変わんないですよ」←幻想文学出版局は最初は三畳間だったな。
 転落というのはあるものなのですね。でも、十数年前の日立の独身寮は三畳間(←一人部屋ね)ということも知っている(←貧乏からスタートするのさ)。面識はないけど再浮上できるといいね。
 夕食は餃子。

9月2日(日)
 大方の予想通り、二日酔いで死んでいた(←推測できるなら飲み過ぎるなよ、といつも思うのだが欲望を我慢できない、どうしようもないヤツである)。

9月1日(土)
 早朝、テレビをつけたら新宿歌舞伎町での火事のニュースを放送していた。火事のあったビルは、新耳袋トークライブが終わった後厄落としのために行く喫茶店「上高地」があるビルの2,3軒隣のビルのようである。あんなとこが燃えたのか。悲惨な事故である。朝6時前にはマスコミのヘリが飛びはじめていた。
 10時過ぎに起床して、小学校の防災訓練にでかけて、娘を引き取って帰る。始業式である。
 火事のニュースをずっと見ていた。煙がまわるのって予想以上に速いのね。
 夕方、赤坂・ですぺらへ。掲示板のオフ会である。早めに出かけて6時半過ぎに到着したのだが、参加者は誰もいない。当たり前か。例の如く、先に一杯飲み始める。ちょっと心配したけど、7時過ぎには大方集まって、乾杯。いつものように大層話が盛り上がっていたようで、よしよしと胸を撫で下ろす。
 9時前に東さんが西武のホラー講座終了後生徒さん達を引き連れて来られたのだが、店内が満杯で座る場所がない。そこで会費を徴収し、カラオケ組を募ったのだが、参加者が少ない。あちゃー、読みが外れてしまった。すまんこってす。カラオケ組が出発してやっと席が空く。
 そんなこんなで夜は更けていったのでした。
 参加者は
 倉阪鬼一郎さん(←特製メニュー美味しかった?)、木原浩勝さん(←写真の祟りが恐いっす)、金光寛峯さん(←あんまりワインなどをこぼさんように)、中嶋千裕さん(←倉阪本の画よかったね)、松本楽志さん(←サラリーマン生活はくだらなくて面白いよ)、平松洋さん(←ご著書の購入者が3人もいましたね、びっくりしたでしょ)、葉山響さん(←受賞おめでとうございます、パーティに呼んで)、土田裕之さん(←今年の買書2000冊はすごすぎる)、シェヴァイクさん(←またロフトで会いましょう)、迫水由季さん(←芝居のチケット余ってたら売ってください)、治田豪和さん(←やっぱり帰れなかったらしい、でもそこらで寝ないように)、笹川吉晴さん(←予想したとおり泥酔していた、そういうキャラなのね)、石井春生さん(←本を安く買うコツを教えてください)、草野さん(←あんなことがあっても参加してくださってありがとうございました)、田中成穂さん(←社長はこわい)、比呂さん(←こんどじっくり飲みましょう)、質草サワトさん(←愉しかった?)、ららさん(←なんで「らら」なんすか)、フクさん(←永久幹事、いつもありがとうございます)、添田さん(←飛び込み参加)、東雅夫さん(←間借りとかいって、日記から逃げないように)、東さんの生徒さん(←お三方)でした。入り口に「恐怖の会会場」と書いた紙を貼ってもらった(←書かされた)のだが、それでも店に入って来ちゃった常連さんがお二人おられた。勇気あるなあ。
 20人以上の食べ物・飲み物をサーブしてくださった、マスターご夫妻は大変そうでした。すまんです。