壁紙:坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」
1月31日(木)更迭劇と時代劇
外相更迭を放送しているワイドショーを見ながら比喩を考えてみた。時代劇である。
悪代官とこれにつるんでいる小役人とプライドが高く我がままなお姫さまがいたとする。騒動が持ち上がった。
さて視聴者はどういう結末だと納得するか。
あなたが脚本家だったらどういうシナリオを書くでしょうか。
こういうふうに考えてみるといま、国民とりわけ主婦層に、今回の結末が不人気なのがよくわかる。でも時代劇と現実の政治はかなり違うんだよね。
1月30日(水)水戸黄門とプロジェクトX
昼間テレビで水戸黄門の再放送をぼうと見ながら、ふっと考え付いた。
水戸黄門とプロジェクトXでは、カタルシス/浄化の構造が酷似している。
日本人の心性はここらへんにあるんだろうかね。
1月29日(火)
餌に食いついてきた。
1月28日(月)
息子に頼まれて、模擬刀買いにつきあう。鴬谷まで遠征。
「無外流」ってホントにあるのね。『剣客商売』でしか知らなかったけど。
赤坂ですぺらに出かけて飲む。手製のメニューを持参して。
○デリリウム・トレメンス
○グレンファークラス 優等生の味わい。まあまあうまいけどすこし物足りない。
○アードベグ 定番アイラモルト。老舗の中でもかなりうまい。
○カリラ アイラモルト。あばれうま。強烈な香りと味わい。
僕は通常千円ちょっとのショットしか飲まない。それで十分。
1月27日(日)
朝、7時前に起床して、お子さま番組のはしご。
息子が居合術の道場へ見学に行く。なんでも古武道を習いたいそうな。マニアックだね。
1月26日(土)
昼夜逆転生活は解消した。まだいくぶん早起きし過ぎるけど。
1月25日(金)
「ですぺら」のホームページからシングルモルトの部分をダウンロードして、エディタで整形し、PDFファイルを作ってみた。55ページになった。フォントはヒラギノ明朝体。debianNoteにFTP転送して、レーザプリンタで印刷した。ウィスキーの内容紹介はすばらしいし、ヒラギノフォントも格別美しい。とても満足。調子に乗って、両面印刷してみたのだが、裏面印刷を手指しで行っていたら一部斜めになってしまった。この辺はむつかしいなあ。
●印刷のヒント
MacOS Xでは印刷ダイアログからPDFファイル出力が可能である。付属のヒラギノフォント(CID Font)はPDFファイルに埋め込まれるので、他のOSで見ることも綺麗に印刷することも両方とも可能である。ホームページにおくこともできる。こういうふうにね。
昼食 トースト、ベーコン&エッグ
夕食 エビのじゃがいも巻をあげたもの、チーズポテト、ブロッコリー
1月24日(木)
ソフトのマニュアル関係をあれこれ印刷して読んだり。
肉まんiMacのDeveloper Noteをアップルのサイトからダウンロードしてきて、印刷&熟読。従来機種とおおもとは大して変わっていないんですな、肉まんiMac。システムバスは100MHz。ATAバスって未だに16bitなのね。ハードディスクの性能を引き出せているのかな。
昼食 もやしの豆板醤炒めのせとんこつラーメン。辛くてうまい。昨日に続いて食ってしまった。
夕食 焼いた銀目鯛など
1月23日(水)
昨日の人助けは徒労に終わってしまった。いささか不機嫌になる。
新宿にお出かけ。所用をすませ、さくらやでコンピュータ本を物色&立ち読み。
ついでにDebianNote用に128MBのメモリーを購入。
その後、紀伊国屋で本を物色したのだけれど、レイアウトが変わっていて見つけることができなかった。無念。
帰宅してメモリを装着してみたら、半分の64MBしか認識しない。あれれ。はずしてしまったかな。もっともメーカーは64MB増設しか認めてないんですけどね。
昼食 もやしの豆板醤炒めのせ塩ラーメン。辛くてうまい。
夕食 冷や奴、グラタンなど
1月22日(火)
コンピュータのことがよく分からないのに、ホームページを持っている人から「たすけて」という電話がかかってきたので、アドバイスする。余りにもかわいそうだったので、人助けとばかりに作業をする。作業が終わって電話したら、留守。なんじゃあ。
1月21日(月)
苦手な作文に苦闘。
夕食 カレー。きゅうかんび
1月20日(日)
朝に起きられるようになってきた。なんか毎週恒例「日曜もー劇場」が始まってますな。でも最近マンネリ化していると思うねっ。
朝食 昨晩のてっちりの残りつゆを利用してふぐ雑炊。薄味で上品な味がたまりましぇん。
昼食 さらに残り汁を利用して鍋ラーメン。出汁が利いててこれもたまりましぇん。
夕食 酢豚の残り、マーボ茄子など。
食後すぐ寝る。
1月19日(土)
DelphiとKylixの無料版をダウンロードして、DebianNoteにインストールする。
なるほどPascalですか、いまはObject Pascalなんですか。懐かしい。
土産にもらったTENGUのビーフジャーキーを子供達にあげる。子供達の大好物なのである。しかしここにきて新たなビーフジャーキー愛好家が現れた。りりこである。人がビーフジャーキーを食べていると飛ぶように走りよってきて、くんくんと匂いを嗅ぎ始める。物欲しそうな目付きで見上げる。香辛料たっぷりの人間用ジャーキーは猫には良くないんだけど。
夕食 てっちり。ふぐはうまいのう。やはりとらふぐじゃのう。
1月18日(金)
赤坂ですぺらにて新年会。人それぞれに人生はあるものであると妙な感慨を持つ。
1月17日(木)
前田愛『増補 文学テキスト入門』ちくま学術文庫をぺらぺらと読む。
引き続き、高村薫『李欧』講談社文庫を読み始めるが、やたら目が疲れるので中断。そのうち眼鏡を新調しないといけないだろう。老眼である。
1月16日(水)
現在、夜型生活改編中。
午前中、市ヶ谷近辺を散歩する。散歩に出かけるのも久しぶりのような気がする。例の如く、文教堂で立ち読み。コンピュータ関係の本を買おうかと思ったけれど、大した内容がない割に値段が高いので買わず。
文教堂の向かいにあった小さな本屋が潰れていた。やっぱり勝てなかったのね。合掌。
1月15日(火)
暖かかったので久々に床屋に行って髪を切った。相当うっとおしく感じてはいたのだ。髪の毛を切ったら頭の辺りが妙に涼しくなった。
1月14日(月)
引き続き、この日も死んでいた模様。
昼12時頃起床。
昼3時頃昼寝。
夕方7時頃、晩飯ができたという配偶者に起こされる。
飯を食う。鶏肉のハンバーグとか惣菜とか。
夜食をてきとーに食う。
夜中3時頃寝る。
1月13日(日)
一日死んでいた模様。いやインターネットにはまっていたかもしれない。
夕食は蠣フライ。一応休肝日。
1月12日(土)
午後5時前にめざめて、「ですぺら」へ。今日は掲示板のオフ会なのだ。
例の如く、マスター夫妻に車で送ってもらって、帰宅後ただちにバタンキュー(死語)。
1月11日(金)
テレビで「風の谷のナウシカ」を断続的にみたり。
前にも書いたけれども、なんで続編を映画化しないのかねえ。続編作ったら、そっちのほうができが良くなると、あたしゃ思うんですが。
ところで、あたしはクシャナが好きである。彼女の屈折ぶりがたまらない。変でしょか?
雑誌MACLIFEが廃刊というニュースがMacWire Onlineに。マック関係の雑誌が過剰だということは前からいわれていたが、ここに来てばたばたと倒れ始めている。
アップルが、発表前にプレスに新製品情報を流さなくなって久しい。これじゃ、ウェブ媒体に勝てないよね。アップルユーザは手弁当で会社休んでエキスポにいっちゃうツワモノが多数いるから、同じ土俵で勝負(それは勝負といえるんだろうか、ボランティア対商売だよね)するのも辛いよな。
確かにここのところ記事の質と広告の量が全盛時よりも大幅に落ちていたとはいえ、一番の老舗が潰れて残念なり。結局10年近くつきあいがあったもんな。
1月10日(木)
目覚めてふたたび「ですぺら」へでかける。
店でイーサネットを引いて、出張パソコン教室。これで「ですぺら」ホームページの開設が早くなるかもね。
赤坂にある有名バーのオーナーがいらしていて、一考さんとの話に混ざる。
10時過ぎたくらいから、団体客が3組来店して、まあまあ盛況となる。
1月9日(水)
すっかり昼夜逆転の生活となってしまっている。
夜、晩飯を食ってから「ですぺら」へ。
仏文学者の高遠さんがいらしていた。高遠さんってちょっとK書の編集長に似ている。
夜中、四谷シモンさんが来店。酒をごちそうになる。シモンさんっていいひとである。
結局この日の客は僕を除いてたった二人しかいなかった。みなさん、行ってあげて下さい。テーブルチャージはとらないし、うまいウィスキーが一杯1000円ちょっとからですよ。
「ですぺら」ホームページができたというのでちょっと見せてもらう。店においてあるメニューをもとにしたということであったが、そのメニューの元ファイルには半角片仮名が多用されていて文字が化けるという。当たり前である。仕方ないのでいちいち手でひとつひとつ修正していると。それはあまりに非効率的であろう。少なくとも検索&全置換で修正すべきであると思ったが、さらに半角カタカナを全角に一括変換するツールがないか調べてみた。ありました。明日ですぺらを再訪して教えてあげよう。
1月8日(火)
早朝からMacWorldExpo SFのスティーブ・ジョブズ基調講演をWebストリーミングで見る。
iMacの発表はリークの通り。まあ、あんなもんじゃないでしょうか。
それにしても新型iMacの形はやっぱり変だと思う。でも世の中には変なものが好きな人はたくさんいるからね。
1月7日(月)
いやにくたびれて汚れた文庫本があったので、なんだろうと見てみたら、旺文社文庫の「百鬼園随筆」だった。買った覚えないなあ。配偶者が買ったのかな。それはともかく、本をかわいそうに思ったので読み始める。文章といい、その偏屈さ加減といい、際立っている。しかし自分の借金生活をおもしろおかしく書くのはいかがなものか。
こちとらもひねくれて考えてみると、百鬼園先生は中村うさぎの先駆者かも。
夕方目覚めると、新型iMacをタイム・カナダがリークしている。笑える。基調講演はどうなるか。
1月6日(日)
戦闘は、白血球の完勝で終わったようだ。だるさは失せた。
1月5日(土)
体内で風邪菌と白血球が戦闘している模様。だるくて一日寝ている。
1月4日(金)
午前2時起床。
午前11時就寝。
午後3時起床。
テレビで映画「細雪」を見る。市川昆だかなんだかしらんが、出来が悪すぎる。ちょっと腹が立つ。
昼食 卵サンド
夕食 鳥の唐揚げ、チャーシュー、けんちん汁。御飯を少しだけしか食べられない。
午後7時頃寝る。
午後11時前起床。
風邪引きそう。すこし寒気がする。
1月3日(木)
夕食 茶碗蒸しなど
大食い選手権をみて宵寝。
1月2日(水)
午後、新宿にプリンターカートリッジを買いにいく。
帰宅して、娘と年賀状を作成。配偶者の分も作成。でも自分の分は作らず。
年賀状をくだすった方すまんです。来年の正月までお待ち下さい。
昼食 肉まん
夕食 湯豆腐、焼そば
夜、大本営参謀だった瀬島龍三が出ている番組を見る。アッツ島玉砕を聞いた際の昭和天皇のエピソードを語っていた。昭和天皇は人情味のある人だとは思うが、玉砕するように持っていった責任は誰にあるのか。
1月1日(火)
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ありきたりな挨拶である。フツー個人の日記にはこういうことは書かないけど、WEB日記だからまあいいか。
それにしてももう二年半以上日記を付けていることになる。われながら長く続いたものである。この日記を書き始める数年前までは、大抵今年こそは日記を書こうと決心し日記帳を買ってくるのだけれど、実のところ、ちょびっとだけ書いて大体一か月未満で挫折していた。改まって日記帳に向かうと、日々書く題材がからきし浮かばないのである。僕は日記を書くタイプではないと悟ってしまった。ところが、数年前、考えを改め、備忘録と称してパソコンであれこれ書き残し始めたら、これは長く続いた。自分のことじゃなくて見聞きしたことを記しておくのでねたには困らなかったからである。この日記はその備忘録の延長線上にある。
しかし二年以上も書いているといい加減飽きてくる。普通、正月になって今年こそは日記を書こうと思い立つのだろうから、正月にあたってここで日記をやめてしまおう、とするのもひねくれていていいなっ、と思ったりしたのであるが、日記をはじめるにも気力が必要なように、やめちゃうにも気力を要する気がするので、流されて惰性に任せようと思ったりもする←つまらない愚痴です。聞き流してやって下さい。
寝たのが7時過ぎなのであるが、11時頃起こされる。新年であるからして。
正月であるからして、おせち料理とビールが用意されており、朝からビールを飲む。家族は雑煮を食べていたが、僕はあまり餅は好きでないので、食べず。
いい気分になって昼寝してしまう。
正月になったのと娘がうるさいので今年出す年賀状を作成しようとする。今年はレーザプリンタで印刷して白黒の賀状にしようと考えていたのだが、そういうと娘が「白黒じゃな〜。」うるさいのでカラーインクジェットで作成することにする。
今年の賀状のテーマは猫のりりこである。で写真撮影を行う。写真を撮ろうとするとりりこは横を向いてしまうし、フラッシュをたくと目をつぶってしまう。なかなか難しい。様々に写真を撮って、Photoshopで加工して、ファイルは完成、さて印刷してみたら、プリントアウトがとってもジャギーである。イエローとシアンが抜け落ちている。インクがなくなったようだ。プリンタヘッドも相当傷んでいると思われる。なにしろ5〜6年前に購入してから一度もヘッドを交換していないからな〜。そろそろ寿命かな、ということで、明日新宿に出かけて購入することにして、娘を納得させる。
夕食もおせち料理。飽きてくる。ウィスキーを買ってきて、ついでに新発売していた「犬夜叉」も買ってきて酒を飲みながら読む。食後酔っぱらってしまい、また寝る。
夜中、NHK-BS2で映画「嵐が丘」を見る。起伏の少ない凡庸な文芸映画であった。原作に漂う激しい愛憎がほとんど感じられない。いかんな〜。正月からはずれ。