壁紙:坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」

2月28日(木)
 まあ、コンピュータの知識を増やしておこうかと思って、市ヶ谷の本屋へ行く。
 JAVA, XMLなどの本を物色するが、値段が高いので買わず。僕にはプログラミングの初心者に説明するような本はいらんのよ。intやdoubleの説明をながなが読まされてどうせーちゅうんじゃ。基本の使い方がざっと書いてあって、あとはライブラリ、フレームワークのレファランスが載っていればいいんだけど。
 それにしても最近、コンピュータ関係では翔永社の本がやたら目に付く。儲かってるな。ソフトバンクやアスキーの時代は終わりつつあるようである。
 夜、ですぺらへ行く。

2月27日(水)
 いろいろ思案していた。

2月26日(火)
 人材登録会社にウェブから申し込む。

2月25日(月)
 求人に応募して面接をした会社が結果をちっとも知らせてこないので、問い合わせのメールを出す。
しばらくしたら返事のメールが届く。私信でもなかろうからここののせてしまおう。
 
 櫻井清彦 様

 XXボウズのXXです。
 ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。

 ご心配をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
 誠に申し訳ございませんでした。

 面接の結果についてですが、残念ながら見送らせて
 いただくことになりました。

 櫻井様は広告や販促など、プロモーションにおけるご経験が
 多くあり、また経営者的な見方にも長けておられる方でしたので、
 社内において、どのポジションに就いていただくか、かなり
 もめておりました。

 現在、社内では大掛かりな組織の変更をしておりまして、その
 中で櫻井様にどのような活躍の場を提供できるかなど、色々と
 協議しておったのですが、櫻井様に「これ!」といった素質を
 見出すことができず、今回の結果となりました。

 ご連絡が遅くなりましてご迷惑をおかけいたしました。
 今後における櫻井様のご検討を心よりお祈り申し上げております。

 
まあ催促しなければ返事を出さんような会社は駄目やね。29歳の部長君だったしね。
しかし、素質がないという言葉はこたえるな。そんなに素質ないかしら。
この部長君の面接の次は役員面接だったんですな。
再就職はきびしー。

2月24日(日)
 市ヶ谷方面に散歩に出る。
 本屋で『アラビアの夜の種族』が入荷したようで購入。2700円はちょっと高い。
 『アクアリウムの夜』があったら買おうと思っていたのだが、在庫無し。
 マイカル系のポロロッカで発泡酒の安売りをしていたので買って帰る。

2月23日(土)
 テレビを見て一日ぐだぐだ過ごす。

2月22日(金)
 一日ぼおとして過ぎる。夜中例の如く朝まで生テレビを見る。
 
2月21日(木)
 『山海評判記』をちびっとだけ読む。遅々としてあまり進まず。

2月20日(水)
テレビで衆議院予算委員会参考人質疑を見る。おっ、原口が鈴木宗男に質問している。
日本国も、東アジア諸国の例にもれず、賄賂と汚職にまみれているようである。

2月19日(火)
泉鏡花『沼夫人』『第二蒟蒻本』などを読む。
『山海評判記』を読み始める。長い小説だなあ。ゆっくり読もう。

2月18日(月)
隆慶一郎『一夢庵風流記』を読む。
鏡花『陽炎座』を読む。文章が気持ち良く頭の中に染込んでいく。こんなことは滅多にない。我が心中でいかなる変化のありや。

2月17日(日)
 鏡花『草迷宮』を読む。これを読むのは何度目であろうか。鏡花にどんどんはまっていく。
 夕刻、カルミネのピザ屋『La Volpire』へ。私の誕生日。ここの料理は相変わらず大変おいしい。東京有数のピザ屋といわれるだけのことはある。ピザもパスタも生ハムとモッツァレラチーズもじつによろしい。辛口の白ワインをぐびぐび飲んで、気持ち良く酔っぱらってしまい、夢の中。

2月16日(土)
泉鏡花の『黒百合』を読む。絢爛たる文章に目が眩んで読後陶然とした心持ちをおぼえる。鏡花はいいねえ。

2月15日(金)
『蒼穹のかなたへ 上下』を一気読み。疲れた。予想した展開のまま終わる。
わかりやすいミステリであった。大衆受けのする小説である。

昼食 ベーコンエッグ、御飯、味噌汁
夕食 蠣フライ

2月14日(木)
昼食 サンドウィッチ
夕食 お好み焼き、焼そば

2月13日(水)
朝からあたふた。
ちょいと頭痛ぎみ。いたた。

2月12日(火)
debianNoteのLinuxでソフトアップデートをかけたら、PCカードを認識しなくなってしまう。再インストールを余儀なくされる。めんどくさいことこのうえなし。

2月11日(月)
散歩に出かける。100円ショップで面白そうな食い物がないか物色していたら、ふと気が付いた。100円ショップブランドで売っている食品で、名のとおった会社で製造しているものが急激に増えている。値段はスーパーよりも安い。デフレってこういうことなのね。ダイエーが潰れかかっている理由がよく分かる。世代交代しているのである。
 ブックオフで
 『ハサミ男』殊能将之
 『黒祠の島』小野不由美
 『蒼穹のかなたへ 上下』ゴダード
 『陰陽師1』岡野玲子
 を買って帰る。
 『ハサミ男』をいっき読み。ひねくれたミステリだな。

2月6日(水)〜10日(日)
『恐怖の愉しみ 上下』『怪奇小説傑作集1〜3』を読む。なんで同じ本が家に何冊もあるんだろう。謎である。

2月5日(火)
『ブラックウッド傑作選』創元推理文庫を読む。記憶力悪し。

2月4日(月)
『奥州藤原氏』を読む。平安末期、平泉という都市があった。日本有数の都市であった。都には及ぶべくもなかったが、確かに日本を代表する都市であった。しかし現在では資料が残っておらず、歴史学的には打ち捨てられているも同然の状態になっていて、平泉の実像は獏としている。今、平泉の館は田圃と民家と化して、昔日の栄華を偲ぶよすがとして石碑があるくらいである。もっとも藤原清衡はタクシーの運転手をしていたりするし、中尊寺金色堂では黒山の人だかりをみつけることはできる。
頼朝は平泉と奥州の支配権が欲しかった。奥州は源氏が争った縁の地である。しかも強大にまとまった奥州政権は、京都に対抗して鎌倉武家政権を樹立したばかり頼朝にとって大いなる脅威なのであった。なにかと難癖をつけて、平泉に攻め込んだ頼朝は、義経を殺し、窮地に陥った藤原4代目兄弟は館に自ら火を放って平泉の地は灰燼に帰したと伝えられている。かつてはえみしの地と呼ばれ、鎌倉政権下に強制的に帰属させられた奥州の歴史はしばらく闇に閉ざされることとなった。
その闇の歴史を読みたいんだよなあ

2月3日(日)
『不死の怪物』を読む。ストーリー構成力が秀逸である。小説書くひとたちのお手本になるかも。予想通りに終わる恋愛的展開はいま一つだけど。
夕食 チャーハン

2月2日(土)
 午後、市ヶ谷の本屋へ。散歩がてらに外出。ひらのの隣に新しく上海料理屋ができていた。これは試してみないといけないな。
 ○『不死の怪物』J・D・ケリューシュ/文春文庫/743円
 ○『R.P.G.』宮部みゆき/集英社文庫/476円
 ○『奥州藤原氏』高橋崇/中公新書/800円
 購入。
 小腹が空いたので、「谺」という名前のラーメン屋に入って「かんずり味噌ラーメン」750円を食べてみた。かんずりとは何なのかよく分からなかったけど。結果はいま一つの味。
 『R.P.G.』を一気読み。上手なんだけど食い足りない。犯人は途中ですぐわかっちゃうし。
 ブランチ うどん
 夕食 焼いた鮭、ハムときゅうりとたまねぎのサラダ

2月1日(金)
 配偶者が新年会に出かけるというので、子供達を連れて飯田橋「おけい」で夕食。
 ○湯麺 2
 ○餃子
 ○焼そば
 餃子を喰らい、焼そばをつまみ、湯麺を平らげた子供達はまだ腹が膨れないという。恐るべき食欲である。さらにチャーハンを追加する。
 この店は食い物が安くてうまいのだが、注文してから料理がでてくるまで時間がかかる。
 昼食は トースト、目玉焼き