壁紙:坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」

12月31日(火)
 夕刻、家で軽く年越しそばを食べて、ラーメン番組を見たり、猪木ボンバイエを見たり、合間にチャンネルをかえたりしてテレビを見る。11時前に家族で赤坂ですぺらへ。息子は自転車で我々はタクシーででかける。
 ですぺらに一時間ほどいて、豊川稲荷に初詣。時間が早かったのかそれほど混雑はしていなかったが、それでも行列となっていた。出店していた屋台では、たこやき500円。高すぎる!

12月30日(月)
 打ち合わせ。新宿へ。はんこを受け取る。

12月29日(日)
 体調不良。寝る。

12月28日(土)
 恐怖の忘年会@ですぺら。出席者数は合計19名(遅れてきたもの含む)。東さんが連絡もなく遅れてきたのでどうしたのか尋ねてみたら、風邪を引いたという。なぜか風邪ひき続出であった。寒いからかねえ。
 で宴会は盛り上がらないかとも思ったが、そうでもなかったようである。よかったかな。
 てきとーに酒を飲んでいたらかなり酔っぱらってしまって、宴会後半部分の記憶が今ひとつ曖昧である。しまった。酔っぱらった状態での私の言葉は、本音なんである。しらふでも口が悪いところがあるので気をつけてはいるんだが、したたかに酔うと抑制が利かなくなる。暴言を吐いていたらば御免。
 よく憶えていないのだが、赤坂から歩いて帰った。

12月26日(木) 暴れるときはタノシク暴れなくちゃね
 京都の信用金庫立てこもり事件。いよいよこういう事件がおこる時代が来た。まるで出来の悪いハードボイルド小説みたいだ。犯人はそれほどかっこ良くないけれど。でも2時間ドラマにはなるわな。
 なにげなく某巨大掲示板を見てみたら、テレビで伝えられない情報がでてくるでてくる。マスコミは完全に負けてますな。犯人に関係するトラブルをしるしたホームページまであったので、覗いてみた。その内容が事実であるかどうかは別として、あらましはこうだ。
 犯人はある不動産会社の役員をしていた。その会社はバブルの波に乗って、事業を拡大したが、バブル弾けて、大きな負債を抱えてしまい、社長が逃げて音信不通となった。役員であった犯人は、事件の舞台となった信用金庫の理事長から「あなたが社長となり、会社の借金の連帯保証人となれば、融資しますよ。」と言われた。ただし口約束である。犯人は、この条件を呑んだ。
 で、借金を個人保証したのだけれど、満足な融資を受けられず、会社は倒産してしまい、個人保証した借金だけのこってしまった。
 よくある話だ。
 犯人は金融機関相手に訴訟を起こしたが、弁護士を雇う金もなく、おそらく融資話は口約束だったので証拠がなく裁判で負けてしまう。
 怒りの遣り場がなくなってしまい、にっちもさっちもいかなくなった犯人は凶行に及ぶ。犯人の目的は金融機関の酷い仕打ちを世間に知らしめることにある。だから暴れるといっても殺人をしようナドト考えていない。
 ここで一つ豆知識。個人保証した借金を自己破産してチャラニしようとするとする。自己破産を申請するには弁護士を雇わなければいけないし、裁判所に金を払わなければならない。しかも裁判所に払う金は負債金額によって大きく変わってくるのだ。億単位の借金の裁判所への支払い金は数百万円かな。破産するにもエライ金がかかるのである。そんなわけで絶対返せない借金を抱えていても、金がなくて自己破産申請できない人たちが今結構いるらしい。皮肉なんである。金がないから破産するんであるが、破産するのに金がいるんである。これは明らかに制度の欠陥なんであるが、ちっとも正されないのである。立法がなんとかしたほうがいいね。
 役員だったのだから会社の借金に関して幾ばくかの責任はあったであろうが、犯人は会社の借金を個人保証すべきではなかった。それで会社が倒産しても仕方ない。たぶん倒産しただろうけど。私のつとめていたインタウエアは創業社長が一人で暴走して、自己破産して撃沈していきました。今はどこで何をしているやら。
 金融機関に非があったかどうかは今は分からない。たぶんどうとでもとれる対応をしたんだろうね。だから自分に非があるとはちっとも思っていない。これは金貸しの特性である。自覚がないからかえって性質が悪いのである。
 結論を後回しにして長々としゃべり、最後の最後に結論を言う。わたしはこう言う人種をよーく知りました、今年。建前ばっかで本音はしゃべらないんだよな。ま、そのうち淘汰されるでしょ。
 犯人は、最近テレビにちょこちょこ出てくるバブル借金王のように開き直って明るく生きればよかったと思う。でも犯行予告ビデオを見たら、なかなか楽しそうなので、これはこれでよかったのかな。ムショから出てきたら意外に楽しく余生を送れるかもよ。それより前に愉快なムショ生活があるか。花輪和一の「刑務所の中で」みたいにさ。アーハアーハアーハアハハハハハ。

12月25日(水)聖誕祭
 ナザレのイエスが生まれたということになっている日。義母の誕生日でもあるので、夜は寿司をとる。配偶者の好みでちらし寿司。ケーキもある←僕は甘いものを食べないのでパス。
 メガバンクがえらいことになっていますな。金貸しが金を貸さなくなったら、存在意義はありませんな。
 蘊蓄を一つ披露する。明治維新の際、金貸しがばたばたと倒れたそうな。特に関西の。どうしてかというと金貸しは大名に多額の信用貸しをしていたし、幕臣の扶持米を差しおさえていたのだけれど、ご一新でみごとにちゃらにされてしまった。今でいうと不良債権の債権放棄か大量の自己破産者続出ってところか。で金貸しをやっていけなくなって倒産した。維新の立役者島津藩ですら、藩政改革を行ったにもかかわらず、多額の借金を抱えていたんである。でも革命を起こして日本を制圧したのだから借金は当然ちゃらだわね。
 しかも維新の連中は、徳川の資産を当てにしていたのだけれど、幕府のご金蔵を接収して開けてみたら蔵の中はすっからかんであった。小栗上野介がどっかに埋蔵しちゃった分はどけてね。実際、この惨状の説明を求められた勝海舟は「そんなにひどいとは俺は知らなかった。金勘定は小栗がやっていたんだ。」といって、開き直ったのである。
 かくなるわけで明治新政府には金がなく、はなから財政に苦しんだとさ。
 他人事といって笑ってられないかもね。
 夜中腹が減ったのでケーキを久しぶりに食べてみた。クリームもスポンジもふわふわなの甘いの。格別。アハアハアハアハアハハハハハハハハハハハハ。
 『ドグラマグラ』は今日はお休み。

12月24日(火) クリスマス・イウ゛
 朝4時前に就寝。
 朝8時過ぎに起床。
 起きたらガス屋が来て、ガス管交換工事。うざいのでまた寝る。胎児の夢ならぬ中年男の夢を実践。
 生命誕生の秘蹟から始まって、単細胞生物、原生動物、魚族、爬虫類、哺乳類、原始人類の奇蹟と悲惨を体験する。ついでに祖先たちの生の昂陽と惨劇をじっくり体験した。生はじつに冥い。ガス工事は6時過ぎまでかかったよ。
 で寝てばかり。再放送のNHK「情報の世紀」やら「指輪物語」を見たり。
 『ドグラマグラ』、500ページをこえる。もうすぐ終わりだ。

12月23日(月)
 天皇誕生日。昨日とうってかわって晴天の日和であるが相変わらず外出せず。ひきこもり。
 『ドグラマグラ』、300ページをこえる。これで約半分読んだこととなる。今回は読了できそうだな。そして頭がおかしくなってきたぞ。脳内麻薬がじわじわと分泌されてきたようだ。たぶん近々暴れ出すと思われ←嘘(笑)。
 夜中、ハリー・ポッター関連特番再放送(荒俣宏がでてたもの)をNHKでみる。そうかハリー・ポッターには錬金術師ニコラ・フラメルが出てくるのか。これは読まねば←私は単なる錬金術好き。ルルスやパラケルススは出ないのか。実に懐かしいじゃねえか。アハハハハハハハハハハハハ。チャカポコチャカポコ。
 しかし、ハリー・ポッターがロンドンから汽車に乗って魔法学校に行くということは、時代は18世紀末以降という設定でしょ。フラメルは中世の錬金術師であるから、何百年も生きてるってことか。いいねえ。賢者の石の余徳であるねえ。
 ところで最近の荒俣はおいしいとこどりばっかりのように思うが、実際はどうなんでしょう。今でも昔のようにはたからみて下らないことに大金を注ぎ込んで貧乏しているのだろうか。それともリッチになってしまったのだろうか。リッチになった荒俣なんてちっとも似合わない。
 夜、娘の指示に従って来年の年賀状をデザインする。プリンタのインクカートリッジ代をけちって、補充用の安いインクを使ったら、インクがボタ落ちする。でもインクジェットプリンタはほとんど使わないから、結果的に考えるとメンテナンス代に意外にコストがかかる。使わないでいるとプリンタヘッドが固まって、傷むのが速いのだ。なんだかねえ。ところでうちの年賀状は来年も猫の画像だ←親馬鹿。

12月22日(日)
 雨。雪にはならなかった。
 『ドグラマグラ』継続読書中。200ページをこえる。しかし相変わらず高揚した冗漫な文章だ。

12月21日(土)
 長らく日記が停止していたのだけど、何気なく昔書いた日記を読んでみたら、これがわれながら結構面白い。書いた当人からして既に何を書いたのか忘れているので、ほとんど他人の日記を読む感覚である。
 自ら自分の日記を読みたくなったので、また日記を再開することにした。
 夢野久作『ドグラマグラ』を読みはじめる。長編を読むのは苦手なので、今まで何度も途中で挫折していたのだ。

12月20日(金)
 本棚から夢野久作全集(ちくま文庫)を取り出して、「氷の涯」「死後の恋」「人間腸詰」などを読む。
 昔は角川文庫版で読んだ。これも本棚のどっかにあるはず。

12月18日(水)
 打ち合わせ。いよいよ会社の実印を作るところまで来た。定款は既に書いた。神楽坂の銀行に行って、出資金支払い証明書を発行してもらう相談をする。

12月17日(火)
 ふつかよい。

12月16日(月)
 昼過ぎに目覚めて、配偶者の作ったサンドウィッチを頬張っていたら、固定電話がトルルルルとなる。
 サンドウィッチを頬張ったまま電話をとったら、某嬢。
 電話の後、マッキントッシュを立ち上げて、メールをチェックしたらば、東さんから「あと2号で『幻想文学』終刊」とのメールが来ていた。えっ? 掲示板に書いたとも。ええっ?
 ほんとだ掲示板に書いてある。残念である。出版大不況というのはあながち誇大表現でもないのかも。採算が取れなくなったんだねえ。
 しかし、採算ということを考えるならば、紙でなくなってもいいんじゃないかな。マッキントッシュのOpenTypeフォントを使って、PDFファイルをウェブにアップし、ユーザIDとパスワードをメールでやり取りする。料金は振り込んでもらうか、クレジットカード支払い(ウェブマネー使ってもいいけど)。PDFにしておけば、画面上で読めるし、OpenTypeを使って作成しておけばWindowsでもマッキントッシュでも奇麗に印刷できる。印刷は読者にしてもらう。
 こうすれば、印刷コストも在庫コストも配本コストもかからないし、売上の回収は2か月以内でできる。必要コストは印税(原稿料)と編集コストと広告宣伝費とサーバーの維持費だけ。しかも絶版はなくなる。
 ビジネスモデルとしては、ほとんど自費出版と化している句集や歌集において最も有効じゃないかな。作者の持ち出し分がなくなって、印税払えるかも。
 初期投資を回収できれば、値段を下げてもいいかも(デジタル文庫価格ということである)。
 現在の読者が、ものとしての本か文字情報としての本のどちらに重点を置いているかにかかっているというところか。
 鬱屈したので夜、赤坂「ですぺら」にでかける。
 M君やT遠さんやS永さんら黒死館さんやらがカウンターに。で、いろいろ(笑)。

12月14日(土)
 子供の推薦入試の件で外出。うーむ、唐十郎が出た学校であった。天台か。

12月13日(金)
 午後、子供の高校進学面談のため配偶者とともに中学校へ。
 その後、以前から友人になって欲しかった人と、喫茶店で歓談。友人として認識してくれたかな。
 
其の後のあらすじ
 東証一部上場企業の広報室長(ゼネラル・マネージャだ!)となるべく、就職したのだけれど、現任者(来年で出向期限が切れる銀行員)やら幹部である銀行出身者の考え方と仕事の仕方に疑問を持ち、それが気に入らなかった櫻井清彦は、2か月で会社を辞め、自ら会社を設立すべく動き出した。しかし、なかなかグッドなビジネスプランが立たず、会社設立が遅延している。相変わらず生きるのがヘタクソであると痛感する此の頃である。
 6月、うちに猫が一匹増えた。子猫のココちゃんである。またまた女の子だ。
 ココは生まれてすぐと捨てられてしまったらしい。配偶者の知り合いが捨てられたココたちを拾い、もらい先としてうちにきた。暗い境涯に生まれた割には、性格は温厚だし愛嬌がある。いいこだ。
 りりこは性格のきつい猫になってしまった。ときどきココを苛めている。しかし相変わらず美猫だ。

7月4日(木)
 ここのところ、朝8時から労働している。広報も仕事なので朝から業界紙を読んでいる。
 時間が勿体ないので行きの電車のかなで日経新聞をチェックしている有様である。
 会社の労働時間は基本的にフレックスなので、定時というのはないのだが、
 基本は9時から5時半である。
 しかし、当然早い時間から働き始めたからといって、早く終わるわけではない。
 第一、管理職であるからして、残業代は勿論つかないし、勤務表もない。
 めんどくさいだけの代物である。
 で、なんで8時から働いているかというと、銀行上がりの社長やら幹部が多くて、
 こいつらセブンイレブンで働くやつらだから、朝が早いわけである。
 こいつらにサービスする立場の中間管理職であるから、いきおい時間がきつくなるんである。
 なんとも日本的企業なんである。あほらし、めんどくさなんである。
 銀行員の生活に合わせるなんて、もとからそんなつもりはなかったので大迷惑なんであるが、
 こういう妙な文化がどこから生まれたか少し興味があるのでチョット調査中なんである。
 さらに時給がいいから我慢なんである。高給アルバイトなんである。
 今日は朝から八王子工場で(←遠い)雑誌の取材を取り持って、やれやれと思っていたのだが、
 本社に戻ってきて、広報室長君←だいたい10才年下、富士銀行出身が
 「櫻井さん、今日の取材の議事録、おこしてね。」といわれて、10時半まで仕事をして
 しまったのであった。3ページびっしり書いたぜ。わはは。疲れたぜ。
 こんな修行を積んだら、僕は立派な編集者になっちゃうよ、と思ったのでまじめに書いた(笑)。
 いやあ、おもろい会社です、リスクヘッジだそうです。
 銀行員は嫌いです。なんでおまえら保身のことばっかり考えているんだ。
 むしゃくしゃしたので、帰りですぺらによって飲む。
 明日は健康診断だったんだけど、キャンセルだな。

6月11日(火)〜14日(金)
日頃の習性に従って、会社をWatching中である。
対象をじっくりと観察し、分析しないと有効に動けません。
会議に出たりしたが、全然分かりません(笑)。
仕事もなくて夜残ってぼおっとしていたら、主任さんに
「櫻井さん、もう帰っていいですよ。」といわれて、帰りました。
で、ですぺらに行っちゃいました(笑)。木曜日のことでした。

6月10日(月)
 再就職したので出勤した。
 どういう会社かよくわからないままに入社を決めてしまったので、自業自得。
 しかしなかなか変な会社である。
 初日なのに8時まで残業なのであった。でもこれでも早くかえれた方らしい。
 日本のサラリーマンって変である。

5月25日(土)
佐藤雅美『大君の通貨』講談社文庫を再読。この頃の佐藤雅美の小説は面白かった。最近は捕物帳を書いているらしいが、読んでいない。
『大君の通貨』は、幕末に小判が外国に大量流出したという史実を考察した小説である。そして、徳川幕府の財政がどうして急激に悪化したかを説明している。

5月24日(金)
夜、BSで「ウ゛ェニスに死す」を見る。いま見るといま一つの映画ですな、これは。
私は「山猫」が好きなんである。

5月23日(木)
市谷方面を散歩。Office DepotでWindows XPをいじったりして、PPC用紙を買って帰る。

5月21日(火)
図書館に本を返しにいく。『奇貨居くべし』の読んでなかった巻があったので、借りて帰る。
『奇貨居くべし』を読んだのだが、やはり違和感多し。つまらない。

5月20日(月)
史記をざっと始めから終わりまで読む。司馬遷の文章は名文である。しかし、いま読むともうちょっと詳しく書いてくれてもいいんじゃないかとも思う。当時はまだ紙が発明されていなくて、竹簡に文章を記すという時代だったから、やたらに長ったらしい文は書けなかったのですけどね。
Tech-beingとFrom Aを買ってきて読む。アルバイトでもするかね。

5月19日(日)
コンビニで「ネットランナー」という雑誌と「ラーメン発見伝」(←マンガ)を買ってきて読む。
「ネットランナー」はディープな裏技がいろいろ掲載されていてなかなかよろし。しかしネット社会というものにはあまたの陥穽が潜んでいるものだのう。諸人気をつけるべし

5月18日(土)
妙なメールが来た。どうもウィルスであるような気がする。
私のアサヒネットのメールアドレスが発信元で、ushigome@mac.comに送信してあるので私に届いたのであるが、当然私はそんなメールを出していない。中身は、掲示板のHTMLファイルと音声ファイルのように見える。ヘッダを見てみると、
Return-Path: <sokbros@aioros.ocn.ne.jp>
Received: from smtpin01.mac.com ([10.13.10.146]) by ms03.mac.com
(Netscape Messaging Server 4.15) with ESMTP id GWA6UA00.MSW for
<ushigome@mac.com>; Fri, 17 May 2002 17:32:34 -0700
Received: from smtp.aioros.ocn.ne.jp (aioros.ocn.ne.jp [211.129.13.179])
by smtpin01.mac.com (8.12.1/8.12.1/1.0) with ESMTP id g4I0WU72005683
for <ushigome@mac.com>; Fri, 17 May 2002 17:32:31 -0700 (PDT)
Received: from Vtxwhge (p2068-ip02souka.saitama.ocn.ne.jp [61.119.149.69])
by smtp.aioros.ocn.ne.jp (Postfix) with SMTP id 2E8142BCC
for <ushigome@mac.com>; Sat, 18 May 2002 09:23:54 +0900 (JST)
From: gg9k-skri <gg9k-skri@asahi-net.or.jp>
To: ushigome@mac.com
Subject: Some questions
MIME-Version: 1.0
Content-Type: multipart/alternative;
boundary=G81X88n5oodXVlfsc8138e135Zpax
Message-Id: <20020518002354.2E8142BCC@m-kg232p.ocn.ne.jp>
Date: Sat, 18 May 2002 09:23:54 +0900 (JST)

とある。
埼玉辺りのOCNから送ってきたようである。わたしを擬装するのだけはやめてほしいものである。
昼、関東式うどんをつくって食す。
夜、テレビで映画「タンポポ」を見る。大分前に見たが、なんとも二流の映画である。
ちょっといいすぎかな。

5月17日(金)
で、潰れたインタウエアの後日談。
遅々とした亀の歩みの債権処理はここにきて、ようやっと労働債権の確定に至ったらしい。ま、簡単にいうと、社員の給料や退職金がめでたく全額支払われるらしい。会社が倒産して全額支給とは珍しいケースだと思いますね。元社長のナカシマが、一回目の不渡り直前に投げ出すという、彼にしては極めて稀な即断が効いたんだな。完成しないプロジェクトを蜿蜒とひきずって、ドブに金を捨ててばかりいたナカシマだったんだけどな。有り体にいうと、それが会社が潰れる原因であったのだ。
元社員からメールを貰ったので書いてみた。
 ちょっと仏通い(ふつかよい)だったので、昼にそうめんを食べてみた。やっぱり100円ショップで買ったもの(笑)。不団くってるもののほうが旨かった。いまいち。
 夕食は焼そば。今週は麺類食べてることが多い。でも麺類大好き。
 *漢字変換はことえりのせいです。

5月16日(木)
 昼、100円ショップで買った日清ブランド冷凍うどんを食べる。2食入りで99円。安い。つゆは「どんでん」を使用して、関西風のうどんにしてみた。味はまあまあ。日清なんだからもちょっと旨くてもいいのではないか?
 夕方、高円寺で飲み会。
 時間に間に合うように出かけたのだが、市ヶ谷で財布を忘れたことに気が付き、取りに戻ったら30分遅刻してしまった。すまぬ。
 ○さんとは十数年ぶりに再会ですな。しかしこの日記を読んでるとはしらなんだ。
 ○さんいわく「櫻井君、君が隠居していたこの2年の間で、日本の社会は変わってしまったよ。終身雇用はおわっちゃったし。サラリーマンやっても辛いだけだよ。自分でなんとかした方がずっといいと思うよ。」などといわれる。私はすっかり浦島太郎になってしまったらしい。ああ、乙姫との生活に戻りたい。そして玉手箱が欲しい。パンドラの匣を開けたい。
 インタウエアに入る前に勤めていた日立の子会社ではリストラの総仕上げをしていると聞いた。リストラというより、会社消滅の方向に向かっているようだが。
 この会社ではパソコンの勉強をさせてもらった。ま、それが目的で入ったのだが、会社があまりにいい加減だったので、愛想を尽かして離れたんだな。しかし今から思うと実にアホな会社だった。
 で、アホの総仕上げとして、リストラ用に日立製作所からもらっている金を、リストラ社員に渡さず、会社がねこばばして、会社の不良債権処理に使っているふしがあるらしい。わー、最低。もっとも不良債券こしらえたのは社員なんですけどね。私の昔の上司などは、会社の金を横領して、クビになっていた。わはは、書いちゃった。日立製作所にちくっちゃだめよ(笑)。
 そして一人でですぺらに寄る。ここは竜宮城。深夜帰宅。

5月15日(水)
夜中、久しぶりに夜食に即席ラーメンを食ってみたら、腹を壊してしまった。気持ち悪いことこのうえなし。おまけになぜか頭痛も併発。

5月14日(火)
100円ショップで買った99円味噌ラーメン(2食入り)を食ってみた。値段の割りに結構いける。付属のスープの味が少し薄いのはこの手の袋麺の常である。水を少なめにするべし。

5月13日(月)
打ち合わせ。
「神楽坂そば」でかき揚げ天そば350円。

5月12日(日)
母の日である。配偶者を少し休ませてやろうと思って、夕食を作った。
メニューは関西風すき焼き。3月の末に、渡辺一考さんの家ですき焼きパーティーがあったときに、作り方を思い出したのである。
なお、出来上がった味はというと、砂糖を入れ過ぎて、妙に甘ったるいつゆになってしまって、味の調整に四苦八苦してしまった。失敗であった。すまぬ。

5月11日(土)
史記や戦国策をぽつぽつ読む。
呂不韋には秦の始皇帝の実の父であると風聞があったんですな。史記には曖昧に書いてある。DNA鑑定がない時代だからなー。しかし、前例を覆すことを好むという始皇帝の嗜好はこのあたりからきているのかもね。いや、始皇帝という男は実に嫌なやつです。そしてこんな嫌なやつが天寿を全うしたんですから、天地には神様などいないとしか私には思われませんね。

5月10日(金)
『奇貨居くべし』最終巻を読む。間の1冊が抜けてしまったが、まあいいや。
宮城谷の小説、えらい説教臭くなっていて、かなりうざうざ。じじいになるといやだね。

5月9日(木)
再び図書館に出かけて、
「史記」
『奇貨居くべし』2冊
を借りる。間の一冊がかけていた。図書館ってこれが困る。

5月8日(水)
近所の図書館に出かけて、
「戦国策」などを借りてくる。
小説の棚を眺めていたら、宮城谷のコーナーに『奇貨居くべし』というのがあったので、中身を眺めてみたら、呂不韋(りょふい)を主人公とした小説であった。
2冊借りて帰る。

5月7日(火)
『小説十八史略』継続読書中。5巻まで読む。
隋の煬帝から唐の玄宗まで。
玄宗が楊貴妃を見初めたとき、玄宗はすでに50代半ば、じじいですな。長恨歌は高校の漢文で読んだけど、今考えてみると、ありゃ渡辺淳一の小説みたいなもんですな。
老いたるものの頽廃、そりゃ国が傾くわさ。

5月6日(月)
『小説十八史略』継続読書中。4巻を読む。
三国時代から隋建国まで。

5月5日(日)
家族で新宿にでかけて映画を見る。The Lord of the Ring。噂通りなかなかよいできであった。続編も見にいくと思う。
GW 最中であるからして、大混雑を予想していたのだが、それほどでもなかった。立ち見しているひとはいたけど。映画館は満員。
夜はテレビで『スターウォーズ Return of JEDI 特別編』を見る。うーむ。あいかわらずご都合主義満載の筋書き。少々辟易する。
『小説十八史略』継続読書中。3巻を読む。
内容は、武帝の晩年から漢帝国の滅亡まで。賢い皇帝って何代も続かないのね。たいてい3代目か4代目にあほがでてきて国が乱れる。っていつの時代でも同じなのね。もっとも今は殺しあいがないだけましであるが。しかしいくら関心がないからといって、お妃を適当に選ぶってのひどいね。それが遠因で国が乱れて、前漢が滅びた。
後漢を建国した光武帝は「皇帝にならなかったら殺される」ってんで、即位するのである。わろた。
もっとも日本でもあみだくじで決まった足利将軍がいたんですけどね。

5月4日(土)
『小説十八史略』継続読書中。2巻を読む。
内容は、漢楚の興亡から漢の武帝即位まで。結局人が死ぬ死ぬはなしである。

5月3日(金)
陳舜臣『小説十八史略』を読み始める。中国の歴史は面白い。とはいえ人が死ぬ話ばかりである。
五月五日は屈原が汨羅のほとりで身投げした日であったのか。ちまきの起源だそうな。
「汨水と羅水の流れの交わる汨羅の淵で、屈原は懐に石を入れて身を投げた。遺言に詩を作ったが、それはー懐沙の賦ーと題された。沙石を懐いて身を投げるという意味である。
 後世の人は、屈原の志をあわれみ、その怨霊を慰めるために、彼が自殺した五月五日に、米をいれた竹筒を水に投げて供えた。これがちまきの起源といわれている。」
夜はテレビで『スターウォーズ特別編』を見る。

5月2日(木)
ですぺらへ行く。二周年会。今年は去年に比べて人が少なかったな。どうしたんだろ。朝方帰宅。

4月18日(木)

日記が停止しておりますが、ご心配なく。って誰にいっているのか(笑)。
ぼちぼち再開します。よろしく。