壁紙:坂田靖子「バジル氏の優雅な生活」

1月29日(水) 号外
 20日に申請した設立登記申請が法務局に受理されたので、正式に会社設立となりました。よかった。
 事務所は某電気街近辺になると思う。
 気分がいいので前の日記を素っ飛ばして記録する。

1月20日(月)
 朝から銀行に赴いて、書類を受け取る。その書類に日付けをもとにその他の書類の仕上げを行う。
 昼過ぎに法務局へ。あれこれ聞いて、会社設立登記申請を行う。といっても、書類をまとめて箱に入れるだけなのであるが。風邪が完治していなくて膝ががくがくする。別に緊張して震えていたわけではない。
 やるべきことは行ったので、夜、ですぺらへ。
 写真家の横須賀さんの訃報を聞く。ご冥福をお祈りする。面白いじいさんをなくした。私としては喧嘩相手を失って寂しくなった。
 ですぺらはお通夜のようになっていった。風邪が完治せず、いつもよりもよく酒が回り、しかも店の終了時間が読めなくなったので、2時過ぎに失礼する。

1月19日(日)
 さすがに寝てばかりもいられないので、書類を作りはじめるが集中力に欠けてはかどらない。
 役所に提出する書類の文章はつまらないが、めんどうである。

1月18日(土)
 頭痛のため文章を書けない。しかし酒を飲む。

1月17日(金)
 何かを考えて集中すると頭痛が始まる。やな風邪である。寝たり起きたり。

1月16日(木)
 午前中、銀行に出かける。恐ろしく寒い。帰宅後、寝たり起きたり。頭痛ひどし。家中風邪蔓延。

1月15日(水)
 風邪悪化。眠りながら悪夢を見る。
 夕方、銀行から電話あり。審査に通ったという。
 頭痛が激しいので、バファリンを飲んで寝る。咳は少々。

1月14日(火)
 朝、ゆっくりめに起きて、郵便貯金を解約し、信用金庫へ一部預け、一部を銀行に預け、帰宅し、また郵便局へ出かけて、収入印紙を購入し、公証人役場へでかける。公証人役場というものを訪れるのは初めてである。どんなところか。辿り着いてみたら、マンションの一室、普通の事務所であった。つまらない。
 肝心の定款認証作業はあっけなく20分ほどで終了。といっても問題はあると思うのだが。まあいいか。
 そのまま帰宅。時間が余ったので、銀行に電話し、アポイントメントを取って、銀行と出資金払い込み保管証明書の発行をお願いする。審査があるという。さて、何を審査するんだかしらないが、お願いした。
 その帰り、弁当屋ができていたので、久しぶりにのり弁当を買ってみた。税別290円。相変わらず安い。
 夕方から風邪の徴候が現れはじめる。風邪薬を飲んで早めに寝る。

1月13日(月)
 書類のチェックを行う。実印の確認とか。配偶者と娘が風邪を引いて寝込んでいる。

1月12日(日)
 「ノンフィクション」を見る。アメリカ人の総支配人がへん。
 南條原案2時間ドラマを見る。南條色が薄い。これはだめだめ。いつものとおり、実務能力がからきしない「なんにも専務」のなまえが「のたいゆみお」。実在のモデルはどう思っているのやら(笑)。
 深夜、iBookがネットワークにつながらなくなる。イーサポートがとうとうお亡くりになったかと思った。そろそろ新しいマシンを買えという啓示か(それなら嬉しいぞ、しかし大蔵大臣をどう説得するかだな)。
 あれこれやってみたら復活した。うーむ、なんだったのか。とはいえ2時間弱時間を浪費した。

1月11日(土)
 テレビでイギリスの幽霊屋敷を探訪する番組をやっていたので見る。イギリス人の幽霊好きは相当なものである。幽霊が出没すると言うスポットを案内する幽霊案内人(ゴーストハンターなどというらしい)までいる。3ポンドから5ポンドの料金である(日本円にして600円から1000円)。日本でも幽霊ツアーなどあれば面白いと思うのだが、「ここで誰それが殺されるという悲惨な事件があったのですが、それから深夜になると出るのです」なんて、現場に大勢で押し掛けてパフォーマンスなぞやろうものなら、厳しく怒られるに違いない。日本の幽霊はじめっとしているからねえ。

1月10日(金)
 また定款を作り直し。プリントアウトし、コンビニでコピーして、袋とじ製本。今日は実印を押して具合を確かめる。
 またまた打ち合わせ。はんこおし。一応これにて第一段階の準備が完了。
 日本のインテリってどうしてへらへら笑いながら、悲惨な状況を語るのだろう。不思議だ。

1月9日(木)
 午後、共同出資者と大久保にある法務局新宿出張所へ。どうでもいいような文言を訂正される。どうでもいいようなことを仕事にしていて食っていけるとは実に羨ましい。こういう部分が社会の無駄なんだな。
 その後、事務所候補をちょっとリサーチ。どうも共同出資者は不動産探しをすることが好きみたいだ。

1月8日(水) 調理師試験合格
 配偶者が調理師試験に合格した。おめでとう。今はネットで合格発表がある。わざわざ出かけなくてすむから楽でいいやね。
 コンビニに出かけて、B4用紙コピー。なんで役所はB4用紙が標準なんだ。家でプリントアウト&コピーできないじゃねえか。本に従って、定款の袋とじを行って製本してみる。そうとうめんどくさい。
 製本した定款を持って、新宿で打ち合わせ。定款の目的事項を法務局でチェックしてもらうことに決まる。あー、めんどくさい、また袋とじ製本しなければならないかも。
 打ち合わせ後、ですぺらへ。なにかと言いたい放題。
 南條さんの小説が原作だという2時間ドラマがテレビ東京で放送されるらしいということで、配偶者にビデオ録画してもらう。

1月7日(火) MacWorldExpo San Francisco 2003
 掲示板用に借りているレンタルディスクスペースの料金支払いに郵便局へ。半年で4200円。2年前だと安かったのだが、現在ではそれほど安いとはいえなくなった。しかもディスクスペースは容量20メガに近付きつつある。近いうちに引っ越しするか、リストラして寂れた掲示板を整理するしかないだろう。
 打ち合わせの予定だったのだが、延期となる。脱力。
 深夜ジーン・セバーグのドキュメンタリー映画を見る。悲惨な生涯だったのだな。最後は多量のアルコールを摂取し自動車の中で死んでいるのが発見され、警察は自殺と断定する。
 深夜2時からはマックワールドエキスポ、ジョブズのキーノートスピーチをウェブストリーミングで見る。新製品がたくさん。Mac OS Xが安定した今、アップルはソフト会社にターンししつつあるように見える。PC上で動くMac OS Xを遠からず見ることができるであろうことを予言しておこう。ソニーがアップル陣営に戻ってくれば業界の地勢図が大きく変わると思うんだけど、アップルのマーケティングチームは気付いているのかね。なんでもちかぢかVAIOにはMicrosoft Officeじゃなくて、SUNのStar Officeがバンドルされるかもしれないんだって。もっともアップルもソニーもマイクロソフトも全部我が儘な会社だから、なかなかうまくいかないけどさ。
 新しいPowerBookはこれからの新規格FireWire,802.11g無線LANを採用してなかなかよい。
 しかし今年はIBMの新しいPowerPCが出てくる。これはいいできらしい。ということは来年の今頃は新しいPowerPCをのっけたMacintoshばかりになるかも。購入するには悩ましいだろう。
 ちなみに言うと、次のPlayStation3もPowerPCになるみたいね。ゲームキューブはすでにPowerPCだし。

1月5日(日)
 娘を連れて、新宿のビックカメラに買い出し。激安の石油ファンヒータ等を購入。
 今年の大河ドラマ「武藏」を見る。ダウジングで飲み水を探す武蔵。わろた。米倉涼子のお通には違和感をおぼえる。はずれの予感大。
 夜中、文書作成したり、恐怖の忘年会出席者に年賀メールを出したり。またまた年賀メールをいじったり。

1月4日(土)
 去年の末にある理由があってうちのテレビがケーブルテレビ接続となった。で埼玉や神奈川のテレビを見られるようになった。なぜか朝日ニュースターを見ることができる。ここは番組のつくりは地味ではあるが意外と面白い番組がある。
 今日は、昔といっても7、8年昔に大阪の朝日放送が制作した「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」(うっ、「ことえり」だと「きたちょうせん」をデフォルトでこんな変換する、おもしろいから保存しておこう、しかしイデオロギー的だな)拉致問題ドキュメンタリーを放送していたので、最初は見逃したけれども途中から2/3見た。世の中が、神戸地震とオウム事件に明け暮れていた95年に放送された番組であった。これらのニュースが稀なる大事件であったことは周知であるが、世間が大騒ぎしていた中で、拉致事件は殆ど知られることもなくひっそりと胚胎していたのである。面白いといっては語弊があろうが、実に面白かった。常識では類推できない出来事が事実かもしれないと提示されている。もしリアルタイムで見たらその突き付けられた事実かもしれない出来事について僕も疑問符でくくっただろう。物わかり良すぎる日本人ってのもそろそろやめたほうがいいかもね。僕は拉致問題については言わない。どういってみたって浅薄になるだろうから。
 夜、テレビで映画「ホワイトアウト」を見る。これはだめですね。こういう映画を作っている間は日本人は駄目かもと思ってしまった。脳天気でいる間に徐々に地盤は腐っていくんだなと思ったけど、それは映画とは別なこと。
 年賀メールを出すことにした。で、Mac OS X &OmniGraffleで作りはじめる。なんでOS Xかというとヒラギノフォントを使ってみたかったからである。OmniGraffleは前に試用版をダウンロードしていたのであるが、殆ど使っていなかった。で、試行錯誤。これはかなりいいソフトである。
 出来上がった年賀メールを送りはじめる。技術的には面白いはずだが、いかんせんデザインセンスがないのが難点である。
 ココはずっと発情中。

1月3日(金)
 正月であるからして特に出かけるところがない。それに雨が降っていてやけに寒いのである。
 昼間BSで「満漢全席」をぼおっと見る。これは以前放送した番組のダイジェスト版である。中国人はじつにいろんなものを食べる。駱駝のこぶとか鹿とか熊とか。
 日本人の親しんでいる麺類、炒飯の類、餃子はなかったみたい。点心の肉まんはあった。
 夜、録画したNHK「幸田家なんとか」を見るがいまひとつ。

1月2日(木)
 突然ココが発情した。まだ子猫だと思っていたのだが、いつのまにかおとなになっていたのね。色気づいて啼きまくるココ。そういう状態のココをきょとんとした目付きで眺めやるりりこ。りりこは早くに避妊手術したから色気づくということが分からないのだろう。正月開けたらココを病院に連れていかなければなるまい。
 夜中、テレビで「柳生一族の陰謀」を見る。なつかしい。「夢だ、夢だ、夢でござる」きんのすけ。

元旦(水)
 昼頃起き出して、雑煮にお節料理。ビール。酒を飲んで寝たり起きたり。
 正月テレビがあまりにもつまらないといって娘が「モンスターズ、インク」を借りてきたので、一緒に見る。
 まあまあ。CGの技術が進歩しているのは分かるけど。