5月31日
休肝日。貧乏脱出大作戦を見る。
大森掲示板でバトル暴発中。幻想的掲示板の常連さん達が出張バトルしている。
キャットファイターとも呼ばれているらしい女性が活躍しているのだが、彼女は出版企画・販売戦略に異常に関心を持っていて、業界人と論争(になっていないので、論争もどき)を繰り広げている。不思議な人だなあ。言っていることの内容は別にして、喧嘩の仕方が一種の芸になっている。インターネット上で、バトルの流浪旅をしているうちに喧嘩芸が身に付いたようで、ぱっと見ではなかなか読ませるものがある。他人の悪口を別にすればだけど。いつまでも作家見習いではもったいないので、彼女が消耗する前に、売れない純文学系雑誌辺り(「文藝」とかさ)が採用して喧嘩批評を書かせると(一部の)読者受けすると思うのだが。
(出入り禁止を宣告する前に書いたので、そのまま残しておく。コメントは不要だよ。書くなっていってるからね。)

5月30日
子供達が通っている小学校の運動会。
中嶋千裕さんのページのタイトルがやっと決まった。「アカシャBar」である。
牛込櫻会館にバーができてとても嬉しい。今度ネット上じゃなくて本当にお酒を飲もうね。

5月28日
朝、ビデオ録画した怪奇探偵を見る。ちょっと怖くて嬉しい。
会社帰りに、遅ればせながらMacOS8.5を購入。「ロータスオーガナイザー」も安かったので購入。同時に24Mメモリを購入して、増設。やっとこのパワーブックも64M搭載になった。
喜んだのも束の間。仮想メモリを使うとOSの使用メモリが小さくなってメモリの節約が出来るのだが、8.1で11M程度だったのが、16Mに増えている。しかも仮想メモリを切ると23Mも使う。メモリ増設してもたいして空きメモリが変わらんぞ。なんじゃ、無駄遣いばかりしおって、最近のOSは窓も林檎も出来が悪い。人気急上昇中のリナちゃんに乗り換えちゃうぞ(リナちゃん、見栄えは悪いけど働き者だし)
それに、8.5にするとマシンが速くなると聞いていたのだが、はやくならん。
逆に起動時間がかかるようになる。おかしいなあ。
いいんだ、来週8.6にしてやるんだ(もっとメモり食うってか)
坂田靖子のホームページを発見。森川久美はPowerBook2400ユーザらしい。坂田靖子フリーの壁紙をデスクトップに貼る。
南條さんの友達である植木不等式氏のエッセイも発見。

5月27日
ニーノ・ロータ「山猫」映画音楽集を携帯MDで聴いている。これはよい。
悲しい休肝日の反動で、酔ってすぐ寝る。しあわせ。

5月26日
テレビ到着。接続担当者の私は、配線を行う。BSの接続関係を忘れてて、しばらく考え込む。
画面が美しくて満足。トリニトロンは明るいなあ。フラットブラウン管いいよぉ。
でもよく故障するんだよね、いつまでもつかな。
ビデオで映画を見る気力がよみがえる。
悲しい休肝日。花田清輝「室町小説集」を久々に拾い読み。
こういうタイプの小説または随筆ほかにないのかなあ。知ってる人がいたら教えてください。

5月25日
東宝のMさんから電話。撮影場所をさがしているらしい。今度のゴジラは西新宿の高層ビル街で暴れ回るようだ。
悲しい休肝日の反動で、酔ってすぐ寝る。しあわせ。

5月24日
SFマガジン
●はみだし銀行員の倒産日記 横田浜夫
を購入。
東さんのプロフィールの部分に、牛込櫻会館のURLが紹介されていた。
東さんありがとね。因みに言いますが、ここのURLは
http://www.asahi-net.or.jp/~gg9k-skri/
で可です。index.htmlはあってもなくても同じです。って、鬼さん名刺作っちゃったかな。
まあ、間違いではないので。
横田浜夫は相変わらず。
悲しい休肝日。

5月23日
配偶者、娘とともにテレビを買いに新宿へ出かける。
テレビの画面が暗くて、緑色ぽくなってしまったからである。
ワイド画面もいいなと思っていたのだが、配偶者の「嫌い」の一言のもとに却下される。
映画を見るときには便利なのだが、反論しないでおく。
さくらやで各種見比べ、結局ソニーの21型フラットテレビを購入。
せめてフラットぐらいにはしたかったんだよね。
ソニーに弱いというか新しいものに弱い自分を再発見。だって画面が一番きれいに見えるんだもん。

5月22日
「オール読物」購入。酒見賢一「周公旦」が掲載されている。
即読了。個人的には、はずれ(出来は中位だよ)。
酒見賢一をもってしても、孔子が憧れた周公は描ききれなかったと思う。
まだ若いからなあ。

5月21日
南條竹則
さんから「セレス」をいただく。
サイン入りだぞ、わーい。
南條さんありがとうございます。

5月20日
森鴎外「渋江抽斎」購入。たぶん挫折するだろう。

5月19日
新宿屯ちんで、ラーメンを食す。
夜はスキャナと格闘。

/*このへん、記憶が喪失している。たぶん毎日酔っぱらっていたと思われる。よくあることです。*/

5月15日
昼、子供らと近所の「ちり麺亭」でとんこつラーメン。
夕刻、池袋に出かける。「光麺」で光麺を食す。美味。並んでいて、混雑しているのが難点。
こってりラーメン2連ちゃんか、中性脂肪が増えるな。
東氏のセミナーを見学。「屍鬼の血族」にサインしてもらう。10000人達成のプレゼントにするつもり。

5月13日
中性脂肪撃退のため、会社から歩いて帰宅。4キロ弱、約50分の行程である。
でも、途中で美味しいラーメン屋を発見してしまう。美味しかった。
因果を感じるワタシ。これでは、中性脂肪は減らないな。

5月12日
先日、NTTテレホーダイをインターネットで申し込んだのだが、申込用紙が送られてきたらしい。
ふーむ、インターネットで申し込んでも結局、身分証明書付き申し込み用紙での受付しかしないらしい。単なる電話での申し込みの代わりか、ファックスの代わりなのね。なんとも情けない事態に唖然とする。ま、日本の電脳事情を象徴してると言えばその通りですけど。なんのためにeメールアドレスを書かせたんだろう。

5月11日
酔ってて記憶がない。人間ドック惚けか。

5月10日
年に一度の健康診断、人間ドックの日である。目が覚めてから、検査が終わるまで、水を飲んでもいけないし、タバコを吸うこともだめである。つらい。昨日は酒を飲んではいけなかったので、早起きしてしまってすることもないしつらいので、診断所へ直行する。
いきなり採血されるので、「痛くないように優しくしてね」とお願いしたのに、「注射は痛いものです」といって、ぶすっと針を刺す、おばさんの看護婦。あーあ、不幸の始まり。
バリウムを飲まされて、ぐるぐる回されて、微調整するときに「手前をむいてください」なんていうレントゲン技師のおねえちゃん。君には手前かもしれないが、俺には右か左なのかわからないのだよ、「右?それとも左?」と聞いた俺にむかついて意味なくぐるぐる回らせるなよ、俺は気持ち悪いんだよ、わかるか、吐きそうなんだよ。発泡剤飲んで、げっぷしてねえんだぜ、まったく。「真ん中に立ってくれ」だって、自由に動く装置使ってるんだろ、機械の方で合わせてくれよ、だいいち俺の体は斜めになってるんだぜ。勘弁してくれよ、全く。不幸だね。
くたびれた感じの30代医者の問診に引き続き、島田雅彦をさらに目を吊り上がらせた感じの若い医者に診断を言い渡される。結果は悲惨。中性脂肪は許容値の倍。アルコール取りすぎ。尿に血が混じっていた。
あーあ、再検査ですな。まだ40前なんですけど。愕然。
でも、夜はウィスキーを飲みながら、テレビで愛の貧乏脱出大作戦を見る。この時だけは幸せ。

5月9日
 どうも眠りが浅い体質になってしまったようである。午前2時に目が覚める。昨夜は飲酒して8時頃に寝たような気がするから、6時間は寝てるのか。だとすると、眠りが浅いともいえないな。
 で、テレビをつけたら、羽田美智子主演の映画を放送している。鷺澤萌原作のようだ。鷺澤の小説は、内容が他愛ないけれど嫌いでない。なぜか鏡花賞をとった作家でもある。鏡花賞の賞金で軽自動車を購入し、「キョーカちゃん」と呼んでいたことを自分のエッセーに書いていた。鏡花先生もかた無しである。
 ところで、映画の方は、原作を大胆に改造してあって、見ていて恥ずかしくなるような淡いラブストーリーになっている。はっきりいって、駄作である。奥山某が、松竹を追放された理由がよくわかる。これじゃ売れないよな。なんてことを考えながら、そのままぼおっと画面を眺める。
 映画を見ながら、インターネットにつなぐ。倉阪鬼一郎氏から、ウィアード・ワールドの原稿が届いている。昨日、東氏の原稿を編集してウェブの更新を行ったばかりだが、他にすることもないので、更新作業を行う。
 羽田美智子の映画が終わってしまったので、テレビのチャンネルをまわすと、こんどはファラ・フォーセット主演のSF映画をやっている。画面が色褪せてだいぶ古ぼけている。途中で見たので、筋がよくわからない。ロボットやら宇宙船が出てくる。またぼおっと眺めてしまう。
 空が白んできた。夜明けである。
 5時45分からアニメ「おぼっちゃまくん」を再放送していることを発見。いったいこんな朝っぱらからだれがこのアニメを見るのだろう。疑問。配達された新聞の朝刊を読んだあと、屈託したのでふたたび就寝。
 9時過ぎに目覚める。朝御飯。御飯を電子レンジで暖めて、卵をかけて食べる。家族はまだ寝ている。
 アニメ「それいけ宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」を見る。10時から、サンデープロジェクト、探偵ナイトスクープ、東京マガジンとテレビ番組の梯子。テレビばかり見ている。
 2時過ぎ昼食に冷やしうどんを作って食べたあと、近所の図書館へ出かけて、
 ●幸田露伴集(『運命』が収録されている)
 ●綾辻行人 よくわからない。
 ●篠田節子 絹の変容
を借りる。
 寝転がって、『運命』を読み始めたが、気付いたら昼寝していた。難しい文章なんだよね、眠くなるほど。
 6時からは、子供のテレビタイムで、ちびまる子ちゃん、サザエさん、こち亀、トロイの木馬、ロンドンブーツと再び番組の梯子。トロイの木馬は、電波少年のパクリである。テロップのレイアウトやナレーションなんかそっくり。こんなに堂々とパクっていいのか。
 夕食は天ぷら。といっても、えびはなくて野菜中心の質素なもの。明日は一年ぶりの人間ドックなので、今日は酒が飲めない。口が淋しい(アル中か?)御飯を珍しく食べて、お茶をガブ飲みする。
ロンドンブーツは、恋愛のえげつない内容で、いささかげんなり。もう見ないかも。
つらいので、早めに寝る。

5月8日
 『幽霊は足あとをのこす』読了。妻も面白かったといっている(どういう夫婦じゃ)。ビデオをようやく見る。
 なるほど、黒川金山のおいらん淵のはなしなのね。武田信玄の財力を支えた金山である。埋蔵金の本で読んだことがあるのを思い出す。因みに言うと、福井掲示板で盛り上がっていた角田喜久雄の『東京埋蔵金考』(中公文庫)も面白いです。テレビの方は、恐さを強調しようとして必用以上にデフォルメしてあって、いささか見苦しいが仕方がないか。原作の方ははるかに内容が深いのである。小池氏の他の本も読みたくなった。

5月7日
 倉阪氏による掲示板書き込みで、「怪奇探偵」が『幻想文学』のお仲間であったという事実を知る。世間は狭いなあ。あとで調べたら、書評や評論を発見することができた。
 ならばと、本を購入する。『幽霊は足あとをのこす・怪奇探偵の実録事件ファイル』(小池壮彦著・扶桑社)
種本ではなく、原作である。面白い。単なる怪談集ではない。怪談の民俗学とでもいうべきか、怪談そのものより、怪談の生まれる背景や流通に重点が置かれている。そこが、面白い。途中まで読んで寝たら、妻に本を横取りされていた。

5月6日
 平井呈一訳「恐怖の愉しみ」上下を購入。
 幻想的掲示板で話題になっていた「防人」などが入っている。
 本屋で、「怪奇探偵」の本を見つける。先週、テレビの「奇跡体験アンビリーバボー」で始まったコーナーの種本らしい。テレビにあわせて、目端の利く本屋が平積みで並べたようだ。ちょっと考えて、購入しなかった。番組はビデオに録画してある(番組を見ようとしたら、娘が恐がったので、録画したのだ)。まだ見てないけど。新聞のテレビ欄で、怪奇探偵・幽霊・埋蔵金と僕の好きなキーワードが3つも集結していたので、これは見なければならんと思ったのである。本の購入は、ビデオを見てから決めることにする。
 夜、「怪奇探偵」の2回目を途中から見る。自衛隊駐屯地の怪談というテーマだった。うちは、市ヶ谷駐屯地の近所なのだが、ちがった。ちょっと残念。

5月4日 チャーシューを作る
 黄金週間まっただ中であるが、あいにく土砂降りの雨である。
我が家では、上の息子は「デジモンワールド」(テレビゲーム)にはまっていて静かにしているが、下の娘が退屈してしまって、うるさい。というわけで、チャーシュー(煮豚)を作ることにした。彼らは、大喜びである。お父さんのチャーシューは美味しくて、子供たちに大人気なのだ。
 子連れで近所のスーパーに行って、豚もも肉の塊を買ってくる。今回は、特売品の豚バラ肉も買ってみた。脂の多いこってりしたチャーシューができるはずだ。
 作り方は、至って簡単。
(1)豚肉をたこ糸できつめに縛る。煮ている間にばらけないようにするため。
(2)大きめの鍋に水をいれ、沸騰させる。
(3)沸騰したら、適当に切った長ねぎ半分と適当に切ったしょうが半分、豚肉をいれて、たまにひっくりかえしながら中火で煮る。火加減に寄るが、1時間前後で煮える。
(4)肉が、竹串ですっと容易にさせる状態になったら、肉を鍋から取り出す。丼に醤油をいれて、片面20〜30分ずつつける。
糸を切りほどいて、出来上がりである。適当に切って食べればよい。

 この日の我が家の夕御飯は、チャーシュー麺になった。もちろんチャーシュー食べ放題である。
店で食べられるものと遜色のない味を家庭で楽しむことができるし、日頃ごろごろと寝てばかりいるお父さんの意外な一面が家族に受けることまちがいない。おすすめ。