6月30日
土砂降りの雨の日、かなり二日酔い。体調悪し(←自業自得)
某社広告営業さんと打ち合わせ。
アップルのコンシューマー・ポータブルがニューヨークのマックエキスポで本当に発表されるかどうかの話題で盛り上がる。オレは、小遣いためて待っているのだ。不意の事件がなければ、ニューヨークに行こうと思っていたんだが。
週刊アスキーは、利益が出るようになったそうだ。よかったね。ここの出版事業はちゃんと利益を出しているとも。
マックパワーに載っている戸島國雄さんのエッセイが面白いという話題をふる。アスキーは、出版プリプレスソフトをただでくれるそうだ。クォークの使い勝手の悪さに頭に来ている出版社は問い合わせするべし。東さん、川島さん、どう?ちなみに、戸島さんはアスキー・インフォメーション・カンパニーのプレジデントです(このカタカナなんじゃ)
帰り、新宿によって、東雅夫「ホラーを書く」を購入(←小遣いをもらった)
立ち読みして、津原泰水「蘆屋家の崩壊」を購入。文章が巧くて感心して購入してしまったぞ(珍しい)。
東さんの本と断固三枝派=反東派の津原さんの本をセットで買ったわけだ。一緒の袋に入れられて、バスの中で喧嘩していました(嘘)。
あそうだ、東さん、本に牛込櫻会館のURLのってたね。ホームページ普及のための地道な努力に感謝します。
それより、こないだ買った本と鬼さんにもらった本を先に読まねばならないなあ。
今月、全然本を読んでいないし。

6月29日
朝起きると、またまた東さんと例の彼女がバトルしている。毎日、夜中によくやるよなあ(←スケベ)
中傷さえしなければ、彼女のはいい芸なんだけどなあ、ほんとに惜しい。あと、幻想的掲示板の悪口いわないで。お願い(←半分マジ)ま、この日記見てないと思うけどね。
嬉しい飲酒日、飲みまくる、やりまくる(嘘)

6月28日
某社・広告営業のSさんと歓談。宮部みゆきの話で盛り上がる。彼女が読書家だったことを発見。
彼女にも牛込櫻会館のアドレスを教えたので、見てくれたらしい。感謝!(でも過激なこと書けなくなるか、とかいいながら好き勝手書いちゃうんだけどね)見てる?Sさん。
会社の上司と、源義家のおやじの名前について論争。オレは、頼義だと主張、上司は違うと主張。オレ、去年平泉に旅行して、帰ってから高橋克彦の「炎たつ」を全巻読んだんだけどな。この頑固なおっさんは、京都にある元帝国大学・印度哲学科をでた、妙に宗教好きの変わった人です(こないだ喧嘩してたひとね)。京大にも、昔、幻想文学会のようなクラブがあったといっておった。
土曜日から、幻想的掲示板が妙におとなしくて、変だなと思っていたら、青山掲示板で、東さんがバトルをしていたのね。よくやるなあ、東さん。喧嘩は江戸の華なのか、たとえ結果が空しくとも。
夜は、貧乏脱出大作戦をみる。休肝日(最近悲しくなくなってきた。よかったアル中でなくて)

6月27日
8時過ぎに起きて、12時前にまた寝る。よく寝る。外は雨である。
BSでまたまた、長時間の特集番組を組んでいる。今回は和歌山。3年前、家族で熊野旅行をしたことをおもいだす。熊野三山、とりわけ熊野本宮は山の中で行くのに難渋した。でも、本宮近くの湯の峰温泉は秘湯っぽくてよかった。小栗判官由来のつぼ湯に家族で入ったし。
伊勢にも寄って、伊勢うどんというのを発見した。美味しかった。もういちど行ってみたいなあ。今度は、南方熊楠ゆかりの田辺に行ってみたい。ところで、伊賀や伊勢の、「伊」とはどういう意味があるのだろう。
夕方、パソコンからMDデッキのコントロールができるソフトをインストールする。これは便利である。いや、画期的である。パソコンの日本語入力システムが使えるから、タイトル入力などが飛躍的に楽になる。
ジョルジュ・ムスタキのベストなどを聴く(「私の孤独」はいい曲だなあ)
MDデッキの音がだんだん良くなる。オーディオって面白いんだよね。

6月26日
朝3時頃目が覚める。配偶者はまだ起きていた。
彼女の借りてきた「不夜城」をみる。
テレビが良くなったおかげで、映画を見る気になる。金城武は、可愛すぎ!いいこいいこしたくなるぞ。
主演女優は、葉月理緒菜だったほうがよかった。降板してしまったのが残念。
実人生には暗黒はあってほしくないが、こういう小説には暗黒が必要である。映画にも必要である。
僕が見る限り、この映画には暗黒が少し足りない。それが残念である。一般的にみたら並以上の出来かもしれないけど。厳しすぎるか。
7時頃寝て、11時過ぎに起床(不規則な睡眠だなあ、白髪が増えるわけだ)
午後、MDデッキを買いに新宿に出かける。娘のユリカと一緒にでかける。
ヨドバシカメラで、ソニー「MD-JS22ES」を購入。同時にパソコンで操作できるキットを購入。
ミニコンポが買える値段だな、痛いけど、嬉しい。複雑な心境が楽しい。
夕方、「コジコジ」「ウルトラマンガイア」をみる。
ガイアについて。アルケミー・スターズとは何?。どうして錬金術なのだろう。疑問。
ピロロロンという音楽は、ウルトラQオリジナルのアレンジであろう。
GAMUという制服の背中のロゴは、マッキントッシュ・オリジナルのシステムフォント・シカゴである。
このフォント、パソコン界では画期的であった。おそらく円谷プロに、強烈なマックファンがいるにちがいない。

6月25日
故障したケンウッドのMDデッキを修理するのに15000円程度かかるようだ。まあ、相場であろう。
ソニーのMDデッキ・カタログをもらって帰る。スペックにますます混乱する。
ケンウッドは音質重視、ソニーは使い勝手を含めて総合力で勝負ということのようだ。うーむ、選択が難しい。
配偶者が「不夜城」のビデオを借りてくる。そういえば、オレが買ってきた「不夜城」をよんでたなあいつ。
酔って早めに寝る。

6月24日
MDデッキの新規購入を検討。ケンウッドのカタログをもらって帰る。
スペックを比較検討して、どれを買うか考えているときが一番楽しいという事実を忽然と悟る。不自由な性格である。
振り替え休肝日。

6月23日
コーヒーポットを購入して帰る。つまみ食い&ビールを飲んで帰る。休肝日を破ってしまった。

6月22日
(仕事)某誌のインタビューを開発責任者とともに受ける。

6月21日
 夕方、仕事で初台のアスキー・マックパワー編集部を訪ねる。I編集長とお茶目な編集者Mさん、若年寄の編集者Yさんと歓談。
I編集長は、パソコン雑誌の編集者であるが、実は「このミス」を毎年購入して読んでない本をチェックするほどのミステリーファンである。時代小説も読んでいる。このホームページも見たといわれた(僕が宣伝したのだけれど)。
 帰り、新宿の「スターバックス・コーヒー」に寄って、配偶者に頼まれたコーヒーポットを物色。種類が多くてどれがほしいのかわからなかったので、買わずに帰る。
夜、MDデッキが壊れてしまった。修理送りになりそうだ。毎日のように働いてくれた愛機が壊れてしまって少し悲しい気分である。

6月20日
 BSで司馬遼太郎「街道をゆく」四国を特集している。これはこれで面白いが、相当無駄を内包しているようにも思う。4時間もの特集である。BSでしか出来ない番組である。
昼間、教育テレビで東南アジア、タイの映画を見る。教育テレビのこのシリーズは面白い映画を発見することがあるのだが、今回ははずれである。ストレートすぎる脚本はもう少し捻らないと。
3時頃からウィスキーを飲み始め、6時過ぎに宵寝する。
9時頃娘に起こされて夕食後、配偶者と諍いをおこす。仲直りするのに時間を要す。
諍いをおこしながら、MacOSを8.6にバージョンアップする。
大して速くならない。メモリを更に浪費するようである。ただシャーロックは使えるね。

6月19日
子供達が通っている小学校の授業参観日。
夕方、床屋で散髪。置いてある女性自身を斜め読みする。
一般的掲示板では、ウルトラマンねたで盛り上がっているが、僕はそのまえの「コジコジ」が好きである。このアニメのくだらなさは、群を抜いている。

6月18日
会社の出来事は、いろいろ問題があるので、あまりかけない。書くと面白いのだが。経営の中枢にはタッチしていないが、経営が透けて見える立場にいる。久々の某会議で、代表取締役と取締役部長が喧嘩を始めてしまった。自分が一番だと思っている人たちの喧嘩はみぐるしい。仲裁というか、場を収める役を演じたが、ほんとにやめてほしいぞ。そーゆー権力闘争は役員会議でしてほしいものだ。書けるのはここまで。
オフ会のメールやりとり続行中。乞うご期待である。

6月17日
腹痛で3時前に目覚める。
奈良・吉野で買ったはらぐすり「陀羅尼助丸」を捜したが、なかった。似た丸薬があったので飲むと、1時間程度でおさまった。腹痛に耐えながら、回線をつなぐと東雅夫から原稿が届いていたので、ホームページを更新する。
一眠りして、会社へ出勤。
午後から、頭痛がする。帰宅後、飲酒してすぐ寝る。

6月16日
 会社の帰り、新宿に寄る。Tsutayaで、久々にCDを借りる。
○鈴木あみ・SA
○宇多田ヒカル
○玉置浩二・ワインレッドの心
今回は軟弱路線である。
 さくらやで、MD5枚960円購入。僕は、軽くて小さい携帯MD愛用者なのだ。
80分録音可能な生MDが新たに発売されているのを発見したが、値段が高い。
 紀伊国屋で「書物の王国・妖怪」を発見するが、来月分の小遣いがはいるまで見送り。東さん、ごめんねー。
倉阪鬼一郎のコーナーの如きものが出来ていて、本が平積みになっていた。「死の影」は、まだなかったけど。文庫のコーナーにあるのかもしれない。こちらは未チェック。
 帰宅すると、中嶋千裕さんからの荷物が届いていた。何だと思って、包みを開けたら、ワインが入っていた。あらあら。ありがとうございます。でも気を使わなくてもいいんだよ。大したことはしてないんだから。お返しに、今度ご馳走しますねー。
ワインという偶然は玉ちゃん↑のいたずらかな(シンクロニシティというやつだね)
玉ちゃんのCDは、安全地帯時代のヒット曲を歌ったものだが、ボルテージがやたら下がっていて、いまいち。薬師丸ひろ子と離婚して、落ち込んでいるようだ。同情する。
 ところで休肝日である。夕食後、腹が痛くなる。つらいので、早めに寝る。

6月15日
 休肝日のあとの酒がとてもおいしい。ということに気づく今日この頃。
一攫千金を狙ったジャンボ宝くじは今回も不発であった。おかげで、今月の小遣い収支決算は赤字になる予定である(悲)。
 「太田裕美ボックス」はディスク3に突入。
ナイアガラサウンドが、右往左往して混乱するかのようにテクノポップに変化する部分が印象深い。ナイアガラサウンドに関しては、僕は大瀧師匠のファンなので文句ない。名曲である。だが、デペッシュ・モード、クラフトワークやユーリズミックスの片鱗が聞こえてくるテクノポップへの転身は意外である。個人的には、ディスク3が一番好みかな。

6月14日
 悲しい休肝日。夕食のマーボー豆腐を黙って食べる。酒を飲まない日は、静かだと配偶者に指摘される。酒を飲むとうるさく喋るらしい。そうかなあ。自覚なし。
 9時からテレビで貧乏脱出大作戦をみる。2週連続でスーパー再建を試みていて、きょうは後編。ただ、このスーパーはだめだね。オープンなのに名人に手伝ってもらっている。自分の力で出来るようにならなくちゃ。
 さて、「太田裕美ボックス」はディスク2に。懐かしい。
おまけ:「こだまのあとだま」から座敷牢に幽閉されたと一部で言われている、均一蝋hosodaさんの「失礼掲示板」がとっても面白い。小栗虫太郎「黒死館」のパロディ失礼小説などが投稿されていて、笑える。夢野のパロディをリクエストしたら、なぜか「×人は笑う」に似た内容の投稿があってうれしかったぞ。失礼しましたー。

6月13日
 日曜日。テレビ「雷波少年」の「巨人ファンVS阪神ファン」がくだらなくて面白い。
 MacOS8.5になってフォント・スムージング機能が強化されていることを発見し、「櫻会館」のトップページを手直しする。ついでに、大理石のバックグラウンドをつけてみたりする。ページはきれいになったが、字が読みにくくなった。両立しないものだ。
 夜、BS「2001年宇宙の旅」を家族で見る。解説者はオレ。
子供達は殊勝にみている。ラストの意味が分からないと言っている。そうだろう。この映画が訳が分からないのは昔からだ。意味づけを自ら放棄しているんだから。でも名作なんだよ

6月12日
 配偶者と子供達は朝から、幕張のテレビゲームショーにでかける。僕は家でお留守番。
昼御飯に、冷蔵庫にあった冷やし中華を適当にアレンジして、つけ麺にして食べる。
昼寝して、目覚めると、倉阪鬼一郎さんから新作「死の影」が届いていた。倉阪さんありがとうございます。
読売新聞夕刊には、アンソロジーが流行しているという記事の中で、東雅夫の紹介・コメントが載っている。
 夕方、飯田橋・新生堂に「太田裕美ボックス」を買いにでかける。宣告された以上、買わねばなるまい。新作のミニアルバム「神様のいたずら」とセットで購入したら、おまけのCDをもらえた(鬼さんはもらった?)。まだ1セット在庫有るんだよね。捜している人は行くべし。
 配偶者の批評「こうやって、だんだんおっさんになっていくのね。」おっさんで悪かったね。
 夜は、家のすぐ近所にあるカルミネ(のピザ屋)に出かけて、家族で外食。子供達は貪るように食べまくっている。ここの料理は本当においしい。このレベルの料理が日常的に食べられるのならば、イタリア人になってもいいな。ちょっとカロリー高いけどね。

6月11日
 検査結果を聞きに、厚生年金病院へ。尿に赤血球が混じっていることは確かだが、腎臓にも膀胱にも機能障害は見られないという結果。しばらく様子を見ることにする。精密検査はパス。
飯田橋で、「太田裕美ボックス」を発見。2セット有った。うーむ。買いなさいと宣告されているようなものだが。しばらく考えて、こっちも様子見。
再び掲示板の闖入者で一悶着。あーあ。大量に飲酒。

6月10日
 ボーナスの日。夜のパーティをパスして、家で飲酒。

6月9日
 悲しい休肝日。

6月8日
 悲しい休肝日。読書する気分にならない。音楽を聴きまくる。

6月7日
 雨。
休肝日なのだが、明日に延ばして、飲酒。したたかに酔う。

6月6日
 子供達がおじいちゃんからお小遣いをもらった。それで、新宿にゲームを買いに行くのにつきあわされる。
任天堂64用の「スマッシュブラザーズ」を買っていた。
息子は更にプレイステーション用のコントローラを購入。互換品の安い品物があったので勧めると、ソニー純正じゃなきゃいやだという。互換品の良さを知らない。

6月2日
牛込櫻会館のアクセス数が10000を越えた。4月11日のオープン(実質4月15日頃かな)からだから、2ヶ月かからなかったことになる。みなさんありがとうございました。
●エーコ「前日島」
●北村薫「ミステリ万華鏡」
●綾辻行人「霧邸殺人事件」
●雑誌「東京1週間」ラーメン特集

を購入。
南條竹則さん「セレス」読了。ヴァーチャル・リアリティとビデオゲームとコンピュータネットワークに名を借りた中国神仙小説である。こういう切り口もあったのね。感心する。学があればあるほど楽しめるようだ(僕は学がないので、出典の由来は大してわからなかった)おすすめ。
「玉人」も読了。こちらは昔の中国を舞台にした時代小説だけど、推理小説も混じっている。解説が宮部みゆきで、この短編集をミステリと呼んでいる(僕はミステリがどういう定義か知らない。誰か教えて。)とっても面白かった。
かなしい休肝日。だけど、読書が進むなあ。

6月1日
 会社を休んで、人間ドックに引っかかった部分の再検査に、飯田橋の厚生年金病院へ出かける。娘の湿しんがちっとも直らないので、一緒に行く。厚生年金は数年ぶりなのだが、受付時、客 じゃない患者数が減っているように感じる。皮膚科の医者は、香山リカみたいな感じの良い女医さんだった。僕の方は、超音波・検尿・採血のお決まり検査パターン。悪いとすれば尿道結石の確率が一番多いらしい。さてどういう結果が出ますやら、結果は一週間後。
診療費が値上げされていて、痛い。毎月4万5千円近い保険料を払っているのに、高い医療費を請求された(負担率が1割から2割に増えているし、特別診察料1000円てのを消費税別で取られている)。値段が上がって、サービスが落ちて、それで患者が減っているのだろう。
 献血するくらいの多めに血を採られたので、補充するために飯田橋「びぜん亭」に出向いて娘と醤油ラーメン。血をラーメンスープで補充するのだ。危険な考えかな。
久々に見た店主は白髪が増えて、いささかくたびれている。でも、ラーメンの方は、とろとろのチャーシューが昔と変わらず、スープはあっさりめで美味しかった。こういう店は繁盛してほしいものだ。おすすめ。
 夕方、神楽坂の「ブックスミヤ」で
幻想文学最新号
「玉人」宮城谷昌光・新潮文庫
を購入。おお、「幻想文学」と南條竹則さんの「セレス」が平積みになっている。感動。
 帰宅して、配偶者が老人の勧誘員にみかねて変えた読売新聞を読む。朝日しか読まなかったのだが(文芸時評さえ読めればいいと思っているので)、新聞にも微妙に違いがあって興味深い。
夕刊小説が、高橋克彦の「京伝怪異帖」である。
あらすじが「山東京伝、平賀源内、蘭陽の三人は奥州・白川藩の山中にあるなぞの村「地獄宿」へといよいよ迫る。老中田沼意次に差し向けられた隼人とかえでも合流した。無数の白骨が谷を埋め尽くす地獄やどの秘密とは…。」
伝奇小説かホラーではないか!朝日の夕刊小説は夢枕獏の「陰陽師」だし。
ホラーの時代が本当に到来しているのね。