1.1
 みなさん、あけましておめでとうございます。黒猫のぬいぐるみのミーコ姫です。お正月のにっきはミーコがかきます。えっと、ミーコはクリスマスのおひめさまのコスプレをしてオコジョさんたちといっしょにかえりました。クラニーせんせいのめいのめいちゃんとじゃんけんやオセロやかるたをしてあそびました。ミーコはおばあちゃんのまごなので、めいちゃんとはきょうだいです。ちがうかにゃ? んーと、おとしだまももらいました。お食事のときはせんようのいすにすわってました。せんせいがおじいちゃんとごをうってるとき、「ミーコはおとなしくなった」といわれました。ではでは、ことしもよろしくおねがいします。おわり。
 

1.2
 夕方に帰京。特記事項なし。
 

1.3
 連載の締切が近いので正月から仕事。まだ肩ができていない。年賀状の返事を書き、今年の初原稿を投函。夜はレシートの整理。
 

1.4
 なにぶん声の小さい人なので威勢のいい年頭の抱負はないのですが、それなりに気分はあらたまるらしく、用意した三冊のノートにタイトルを記す。しかし、「俳句」と「アイデア」はともかく「哲学」ってどうよ。まあ書きながらでないと(手を動かしていないと)考えられないタイプではあるんだけど。
 

[読書メモ]
(小説)瀬川ことび「7」(角川ホラー文庫)、菊地秀行「シルヴィバン-生存者-」(ジョイ・ノベルス)「風来鬼」(文芸ポストNOVELS)、鮎川哲也「戌神はなにを見たか」(光文社文庫)、菊地秀行「妖獣都市雪洞鬼」(トクマノベルス)。
(小説以外)「新編柳田国男集 第十二巻」(筑摩書房)、泉麻人「東京自転車日記」(新潮社)、P・D・ウスペンスキー「ターシャム・オルガヌム」(コスモス・ライブラリー)。
 今年も昨年と同じスタイルです。とりあえず読了順に書名だけ記し、コメントの量は気分次第ということで。今年はむやみに新刊を追わず、未読本の消化に努めようかと思っています。



1.5
 例によって半分隠居の日曜日。将棋ばかり指していて仕事はあまり進まず。横歩取りと角換わりを試してるんですけど、どうも一手バッタリが多すぎるな。
 

1.6
 連載の追いこみ。とりあえず下書きを完了。年賀状の返事を投函しようとしてポストの前を通るたびに失念すること三回、かなり脳細胞が潰れているようだ。
 

1.7
 短篇Bを仕上げて送付。長篇B・長篇Aを進め、夜は各種推敲。
 飲食の話題はほとんど蕎麦限定なのだけれども、久々に別路線で。ペットボトルのお茶は伊藤園のジャスミン茶がお気に入りだったのだが、このたび同社からそば茶が発売された。ダッタンそば種を使用しているらしく、独特の苦味があって旨い。ダッタン種はルチンの含有率が高く、血管系統にも良さそうである。結局は蕎麦の話題であった。
 

1.8
 連載をメール。長篇Aの第五章が終わる。夜は連作形式長篇の推敲。最終仕上げのはずだったのだが、またぐちゃぐちゃ赤字を入れてしまったからやり直し。
 

1.9
 短篇Aをメール。今年最初の山を越えたので取材がてら浅草へ。しばらく撮影してから蕎麦ツアー。妙な記録癖があるもので蕎麦日記をつけてるんですけど、昨年は蕎麦屋で食べた蕎麦が139食とやや不本意な数字だったから、今年は150食を軽くクリアしたいところ。十和田で食べた暮坪そばはなかなかの美味。遠野名産の暮坪かぶを薬味に使った蕎麦で、そのへんの辛味おろしより辛い。また蕎麦の話題であった。その後は上野に回る。足を運んだ複数の書店で本日発売の「鳩が来る家」(光文社文庫)がちゃんと並んでいることを確認する。連作短篇集は「不可解な事件」(幻冬舎文庫)があるのですが、文庫判のオリジナル短篇集は初めてだから感慨もひとしおです。なお、アリアドネさんのHPにカバーイラストがアップされています。最後に性懲りもなく「激指2」(PS2)を買って帰宅。
 

1.10
 「激指2」への逃避回数が多く、仕事はあまり進まず。ばんかなこと坂東香菜子女流2級の読み上げは28秒や58秒になると声が小さくなるところがかわいい。新春お好み対局ではコテコテの関西イントネーションだったから、きっと苦労したことでしょう。東大将棋の安食総子女流1級の読み上げのほうがずっと色っぽいけど。肝心の機能ですが、娯楽性は東大将棋がずっと上、研究用なら定跡130万手搭載の激指といったところでしょうか。風車や高田流逆棒銀は定跡外らしく、いまのところちっとも役に立ってませんが。
 

1.11
 「激指2」で徹夜してしまい、調子悪し。最終局は珍しく向かい飛車穴熊で必勝形になったのだが、寄せそこなって泥仕合のあげく入玉されてしまった。長篇A・Bを進めたあと、充分に仮眠をとってから再チャレンジ。ついに後手番の居飛車穴熊で三段モードから初勝利を挙げる。うれしいにゃ。では、今週の秘書猫です。
 みなさん、こんにちは。黒猫のぬいぐるみのミーコ姫です。おばあちゃんにもらったお年玉でクラニーせんせいがダックスフントのポーチをかってくれました。わーい。さっそくネックレスをいれました。このいぬはミーコの小物入れにしようっと。おわり。
 最後に、「ジェイ・ノベル」2月号が届きました。下町を舞台にした大人のホラー新連作第一話「廃屋」が掲載されています。俳句はいままでに何度も作中に挿入しているのですが、今回は自由律に挑んでいます。年明け早々からどよんとしたい方はぜひお読みください。
 

[読書メモ]
(小説)トーマス・M・ディッシュ「人類皆殺し」(ハヤカワ文庫SF)、出久根達郎「昔の部屋」(筑摩書房)、井上雅彦監修「キネマ・キネマ」(光文社文庫)。
(小説以外)「安井浩司全句集」(沖積舎)、クラフト・エヴィング商會「ないもの、あります」(筑摩書房)。
「安井浩司全句集」は既刊十句集に未刊句集を加えた大冊。師の永田耕衣と同じく決して打率は高くないんですけど、ツボに嵌まったときの破壊力は凄い。怪奇俳句を志す方々にも参考になると思うので、僭越ながら選句してみました。
「青年経」より
鳥堕ちて青野に伏せり重き脳
「赤内楽」より
山頂へ絵馬搬びつつ牛死ねり
寝殿に耳剃りたての日の蛇よ
「中止観」より
椿の花いきなり数を廃棄せり
「阿父学」より
れんこんを板にならべて死人[しびと]立つ
ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき
旅人よみえたる二階の灰かぐら
二階より地のひるがおを吹く友や
御燈明ここに小川の始まれり
死鼠を常[とこ]のまひるへ抛りけり
翁二人がすれちがうとき黒牡丹
法華寺の空とぶ蛇の眇[まなこ]かな
姉とねて峠にふえるにがよもぎ
「密母集」より
麦秋の厠ひらけばみなおみな
脳髄のはまひるがおの旅人よ
「牛尾心抄」より
落石おこり旅人死ねり蕗のはな
「霊果」より
麦秋となるはらわたも階段も
その狂人を板に乗せゆく春小麦
「乾坤」より
大寒の家青鷺の肉を下さい
死人いま竹の葉に文字現われる
「氾人」より
蛇もみなひびく車輪の夏祭
月光や山蛭載せる鉈の上
「汝と我」より
かの鯰いつから池の悪霊に
高槙を霊人歩みゆくひるま
「風餐」より
印度孔雀か石の夢を見る石か
 句集単位では「阿父学」、この秀句の多さは尋常ではない。


1.12
 日曜日につき半休、囲碁将棋番組を全部観る。早指し戦の久保七段のゴキゲン中飛車が鮮やかだったので、「島ノート」の該当箇所を並べてから「激指2」戦に臨んだのだが、結局は古臭いツノ銀中飛車になってしまった。なんだかなあ。
 

1.13
 長篇A・Bを進める。長篇Aは250枚をクリア。だいぶ調子が出てきたけど、私の場合、「調子が出てくる」と「暴走が始まる」はほぼ同義のような気も。
 

1.14
 翌日は区の検診につき、午後九時以降の飲食と喫煙は厳禁。殊勝にも午後十時に就寝したのだが、一時間で目が覚めていっこうに眠れない。わが意志はあまりにも弱く、午前三時にキャンセルを決め、酒を飲み煙草を吸う。久々にどちらも旨いと思った。
 

1.15
 というわけで、検診はキャンセル。二日酔いで調子が悪く、煙草の吸いすぎで頭が痛い。何をやってるんだか。夜の「激指2」戦は後手番の向かい飛車穴熊で三段モードに快勝。得意戦法にしよう。
 

1.16
 連載を再開。あとは長篇A・Bを進める。ちょうどリアルでも長篇Aの作中でも初場所が始まっているのでタイムリーなんですけど、おかげで今日は延々と大文字(という京都出身の異色力士がいたのです)の蘊蓄を振ってしまった。これでいいのか。
 

1.17
 今日は絶不調。連載は数行しか書けず。この作品が完結するまでは打ち合わせとパーティの回数を減らす方針なのですが、情けなし。
 日本棋院のハンス・ピーチ四段が囲碁普及活動中のグアテマラで強盗に狙撃され死去。これはある種の殉教だなあ。合掌。
 

1.18
 東京創元社より今春刊行予定の「無言劇」の初校ゲラが届く。細かい加筆と再検討が必要なので、早めに着手せねば。なお、クライムクラブの一冊です。これでウエイクフィールドと肩を並べることができる(ほとんど誰も反応しないようなネタだ)。では、今週の秘書猫です。
 みなさん、こんにちは。黒猫のぬいぐるみのミーコ姫です。こんしゅうはクラニーせんせいにひさびさにスプレーしてもらいました。「ミーコや、しゅーしゅーしようね」といって「ぬいぐるみのクリーニング屋さん」というぬいさんせんようのスプレーをかけてくれます。すぐかわいた布でふきとり、かわくまでいい子にしています。そのあいだ、お日さまにあたらないほうがいいそうです。かわいたらミーコはつやつやになるんだよ。おしまい。
 

[読書メモ]
(小説)J・G・バラード「クラッシュ」(ペヨトル工房)、ミルチャ・エリアーデ「ホーニヒベルガー博士の秘密」(福武文庫)。
(小説以外)逢坂剛・志水辰夫・船戸与一・夢枕獏ほか「棋翁戦てんまつ記」(集英社)、尾之上浩司編「ホラー・ガイドブック」(角川ホラー文庫)、常光徹編「妖怪変化」(ちくま新書)、田中寅彦「超過激! トラトラ新戦法」(日本将棋連盟)、河口俊彦「新対局日誌 第七集 七冠狂騒曲上」「新対局日誌 第八集 七冠狂騒曲下」(以上、河出書房新社)。
 「ホラー・ガイドブック」は力業としか言いようのない中島晶也「一時間でわかる日本ホラー小説小史」(増補加筆で新書か選書というのはどうですか)もさることながら、個人的にはやはり並木士郎「ミステリー&ホラー 感情の錬金術」がありがたかった。「身近な日常世界に怪異な現象が侵入するホラーの基本構造ではなくて、『平凡な日常』という名の怪異な幻影世界に死という生活的現実(原文、傍点あり)が襲いかかっていく」というくだりでは思わずうなることしきり。こういう作者も認識していない構造を鮮やかに剔抉するのは一流の批評家の仕事でしょう。確かに「平凡な日常をリアルな対象として書くつもり」があったら吸血鬼が探偵をやってないかも。「ミステリーがもたらす意外性とホラーがもたらす怖さは、実は同じ感情状態に由来するのではないかという仮説」は私の関心ともクロスしてくるのですが、「作者は自らが書いたテクストを読んで怖がることはできるが、なぜ驚くことはできないのか」というアホみたいな疑問がどうも頭に纏わりついて離れないのです。これに関しては「驚き」という感情それ自体の分析が不可欠だと思うので、まあ宿題ということで。いずれにせよ、ジャンル批評はあまりスぺキュレイティヴじゃないから積極的な関心はないんですけど、哲学者と哲学史家もしくは研究者によって哲学が構成されているがごとく、取り上げた二篇に代表されるような仕事がうまく噛み合えばいいのではないかと思います。


1.19
 いつも日曜は同じだからあらためて書くこともないのだが、囲碁将棋番組をすべて観る。早指し戦の中村修八段vs高橋道雄九段は予想どおり辛気臭い戦いで堪能。しかし、「ミレニアムを丸山九段が創案した」などと嘘を解説してはいかんと思うが。
 

1.20
 連載・長篇A・Bを進め、夜はゲラ。力士の引退記者会見(インタ行き社会権と変換するのは何か偏向していないか)で最も印象深かったのは青葉城。まだ幕下の綛田だった栃乃和歌に完敗し、「こんなあんちゃんに負けるのかなあと思って・・・」としみじみと語る老雄には味がありました。古い話で恐縮です。
 

1.21
 第三句集の原稿を速達で送る。句集は6年ぶりになるので楽しみにしています。詳細は後日発表ということで。
 

1.22
 長篇Aが300枚をクリア、ちょうど前半の第六章までが終わる。これは600枚コースだろうか。夜は去年の帳簿作成に着手。山崎ハコを聴きながら数字を打ちこんでいたら気が滅入ってしまった。
 

1.23
 執筆はいつものごとし。夜は「無言劇」に挿入する地図の下描き。そう言えば、現実の地図を描くとことごとくデフォルメされてシュールになってしまうことで昔から定評があったのだった。ワープロの作図機能を使わないと駄目だな。
 

1.24
 連作形式長篇がやっと完成する。ひと区切りついたので、半休にして秋葉原へ。hpのインクカートリッジを買いだめし、しばらく徘徊してから帰宅。意外なところに支店がある志な乃のけんちんそばは冬場の美味です。
 「活字倶楽部」2003冬号が届きました。作家アンケートに参加しています。なんだか「グラン・ヴァカンス」普及委員会員みたいな活動をしておりますが。
 

1.25
 連載・長篇B・長篇Aを進め、短篇A・Bの構想を練り、夜はゲラ。では、今週の秘書猫です。
 みなさん、こんにちは。黒猫のぬいぐるみのミーコ姫です。こんしゅうは、クラニーせんせいとボクシングのれんしゅうをしました。ミーコのとくいパンチは右フックです。猫パーンチ !
 最後に、「小説推理」3月号が届きました。「The End」第17回が掲載されています。
 

[読書メモ]
(小説)フラナリー・オコナー「善人はなかなかいない」(筑摩書房)、サーバン「角笛の音の響くとき」(ハヤカワSFシリーズ)、リチャード・カーチス「スクワーム」(サンケイノベルス)。
(小説以外)羽生善治「羽生の頭脳1」(日本将棋連盟)、依田紀基「私の布石構想」(誠文堂新光社)、なぎら健壱「下町小僧」(ちくま文庫)、武宮正樹「武宮流白番の勝ち方」(フローラル出版)、羽生善治監修「羽生が選んだ必勝の手筋」(近代将棋2月号付録)。
 毎晩まじめにゲラを見ているため、感想は手抜きでお休みです。いや、碁の棋譜を並べて将棋も指してるんだけど。


1.26
 例によって例のごとくの日曜日。やはり武宮九段の白番は面白いな。下手に真似するとひどい目に遭いそうだけど。将棋はNHK杯と同じ相懸かりの鎖鎌銀でAI将棋をボコボコにしたのだが、東大将棋と激指には優勢からヘボ手で逆転負け。明日からはまじめに仕事しよう。
 大相撲初場所回顧。幕下は7人による優勝決定戦(6人だと巴戦になるのだが)。高見旺が優勝したときも多人数だった記憶があるのですが、当時より外国人力士のレベルがいちだんと上がっていますね(各段優勝力士で国産は序二段のみ)。斯界では古株のトンガだけ影が薄いけど。この一番は、関取復帰への執念のこもった琴乃峰vs玉ノ国戦を挙げておきます。それにしても、ニュートリノと初場所後の横綱昇進、長篇Aで二つもシンクロニシティが起きるとは・・・。
 

1.27
 連続ドラマは「あとは寝るだけ」以来かれこれ二十年も観ていないのですが、一部で話題になっていた「いつもふたりで」を恐る恐る覗いてみる。うーん、これは時間の無駄だった。思わず張り倒したくなるヒロインが担当している女子高生作家を絞め殺すサイコな展開しか考えられないんだけど、どうもそうはなりそうもないから一度観れば充分であろう。
 

1.28
 どうやら今日は43回目の誕生日らしい。不吉な42から43へというのはそう悪い気分でもないのですが、ふと気づくと来年はまた験の悪そうな44、再来年は「四捨五入すると50才になるお年」(ごく一部の人だけ反応してください)になるのであった。いやしかし、本体と言われているミーコは5つだから、足して二で割ればまだ24だな。あ、どこからか石が。
 

1.29
 寒風吹きすさぶなか、短篇Bの取材で田端へ。前の住居が動坂に近い千駄木だったので(ブラニーは実際に田端に住んでいた)土地鑑はあるんですけど、情景描写のために撮影しておこうと思い立った次第。何もない切り通しを抜けると忽然と駅前通り商店街が現われ、住宅街へ通じているとしか思えない坂道を上っていくとまた忽然と高台通り商店街が現われ、脇へ入って山の手の雰囲気が漂う瀟洒な住宅街の坂を下っていくとまたしても忽然と下町情緒漂う田端銀座商店街が現われ、何事もなかったかのように再び住宅街に戻ってしまうという、きわめて不可思議な町です。最初に寄った田端文士村記念館では相変わらず中井英夫の影が薄かったのですが、町の構造自体が「とらんぷ譚」かも。デジカメで撮影したあと、蕎麦屋をハシゴしながら駅へ戻る。動坂界隈はずいぶん店が変わっていて驚きましたが、動坂食堂だけは健在なり。それにしても寒かった。
 

1.30
 連載と長篇Bを進め、夜はゲラ。ダウナー系の作品は泣きたいくらいに進まんな。ギルマン「黄色い壁紙」の訳者の西崎憲さんが「この作品は改行が怖い」と評していたのが妙に印象に残っており、長篇Bではそういう味を出したいなと思って苦慮しているのですが、普通そんなことを長篇でやろうとするだろうか。ただヘタなだけだと思われたりして。
 

1.31
 夕方より秘書猫をつれて東京ドームホテル、白泉社の新年懇親パーティに出席する。今月は推協方面をパスしてここ一本に絞ったんですけど、予想どおり異様に知り合いが少なかった。約千名の出席者のうち小説家は5人もいなかったのではないだろうか。とりあえず「泉」の関係者の方々に挨拶を済ませ、新井素子さんの旦那さんとぬいぐるみ談義など。珍しく福引きの9等が当たりました。耳鳴りがしてきたため、終了を待たずして早めに帰宅。