[倉阪鬼一郎 プロフィール]



 1960年1月28日、三重県上野市生まれ。
 三重県立上野高校を卒業後、早稲田大学第一文学部に入学、草創期の幻想文学会に参加。文芸科卒業後、同大学院日本文学専攻に進むも中退。
 さまざまな職業を経て某印刷会社に途中入社、文字校正係として11年間勤務する(この期間の事情は「活字狂想曲」に詳しい)。退職後は校正プロダクションに所属、98年6月から文筆専業。
 1987年8月、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー(短篇デビューは「幻想文学」創刊号[82年4月]の「夜想曲」後篇だが、もろもろの事情により後篇が創刊号に載ってしまった作品でデビューというのは不自然なので、ブックフォームをデビュー作と認定)。
 97年、『百鬼譚の夜』(出版芸術社)で再デビュー。98年、『赤い額縁』(幻冬舎)で長篇本格デビュー。以後、多彩な作品を発表している特殊小説家。俳句(同人誌「豈」所属)、翻訳なども手がける。
 水瓶座、A型。170cm、52kg。ハンドルネームはクラニー。独身、秘書は黒猫のぬいぐるみのミーコ姫。東京都荒川区に在住。環境経済学者の倉阪秀史は実弟。
 趣味は、とりとめのない読書、カラオケ(昭和歌謡史研究)、CGソフトによる抽象画製作、ぬいぐるみの収集と飼育、蕎麦屋のハシゴ、暗いクラシック音楽鑑賞、囲碁(四段)、将棋(二段)、麻雀など。
 現代俳句協会、日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員(入会順)。